このページでは、今までに掲載されたバックナンバーをまとめています。下のタイトルをクリックするとそれぞれの記事の先頭から読むことができます。
 
 
丹田院長コラム バックナンバー
2004年5月 TDC NEWSのご案内
2004年4月 4月は出会いと別れの季節ですね
2004年3月 治療した歯はどれぐらいもつ?
2004年2月 自分のお口に関心を持つことから予防がはじまる
2004年1月 あなたの笑顔とかむ喜びのために
2003年11月 DRY MOUTH(ドライマウス)・口腔乾燥症
2003年9月 AAPミーティングに参加してきました
2003年8月 インプラント治療について
2003年7月 治療前の予防と治療後の予防その二
2003年6月 治療前の予防と治療後の予防
2003年5月 口のリハビリ器具「パタカラ」を使ってみました
2003年4月 予防の積み重ねで歯を守る
2003年3月 PMTCは最新の虫歯予防法です。
2003年2月 治療が終わったら・・・。
2002年12月 患者さんと医師ののコミュニケーションが重要だと考えます
2002年10月 9月のコラムに対してのお問い合わせにお答えします
2002年9月 治療に対するプライオリティー
2002年8月 何を優先するのか、自覚なしで歯の健康は守れない
2002年7月 電動歯ブラシについて考えてみました
2002年6月 医師の立場から考える患者さんにとって適切な治療の進め方

2002年5月

患者さんにとって適切な治療とは何か?
2002年4月 治療内容のページを拡張しました。
2002年2月 よりよい診療を行うために
2002年1月 今回は一緒に楽しく働いてもらえるスタッフの募集です。
2001年12月 訪問歯科診療のページを拡張しました
2001年11月 審美歯科治療の役割と可能性を考える
2001年10月 インプラントの必要性を考える
2001年9月 猛暑の影響?歯ぐきの腫れに要注意!!/白い歯がよく似合う季節
2001年8月 誰が痛みをともなうのか。「医療構造改革」について
 
     
 
みなさんこんにちは、院長の丹田です。いよいよゴールデンウイーク突入ですね。旅行や帰省など、みなさんそれぞれ色々な計画を立てて楽しまれているのではないでしょうか。
さて当医院ではこの春より私とスタッフの手による執筆と編集で、TDC NEWS(Tanda Dental Clinic NEWS)という院内新聞を製作し、来院された患者さんにご自由にお持ち帰りいただいております。内容は治療についての事ばかりでなく、虫歯予防の話やキシリトール、歯の健康グッズなどの予防関連記事や、医院の日常、オススメ料理、お気に入り作家紹介などなどスタッフの個性溢れる記事を満載しています。
この新聞、皆さんに当院をもっと知ってもらい、安心して治療を受けていただきたいという思いで、治療中以外にも何らかのコミュニケーションができないものかと考え、少しでも患者さんとの距離が縮まればと発刊したのですが、私たちの思いが通じたのか、TDC NEWSをお読みになった皆さまからは「先生やスタッフのみなさんのくだけた感じが出てて親しみがわいた」という好意的な感想をいただいております。今後このホームページも大幅にリニューアルを予定しており、ホームページ上でもTDC NEWSをお届けしていく予定ですが、今回はこの場を借りてその一部を取り上げてみましたのでご覧いただきたいと思います。

よく噛むとイイことがいっぱい!

  1. 歯の病気の予防
    よく噛むと唾液がたくさん出て口の中をきれいにします。
  2. 発音も表情もきれいに
    よく噛むと口の周りの筋肉が発達して発音や表情もGood!
  3. 味覚も敏感によく噛むと薄味で美味しく感じます。
  4. 「ここ一番」の時に活躍
    しっかり噛むことでバランスがとれ「ここぞ」の時に力が出ます。
  5. 脳の発達
    噛む運動は、脳に刺激を与えます。
  6. 胃腸の働きを促進
    よく噛むと消化酵素がたくさん出ます。
  7. ガンの予防
    唾液の中の成分は、食べ物の中の発ガン性物質を無害にしてくれます。
  8. 肥満防止
    よく噛まないと満腹中枢が働きだすのが遅いので食べ過ぎてしまいます。
    by 室賀
 
2004春のおすすめ作家とその作品
みなさんは推理小説なんてお好きですか?
今回は私の大好きな作家宮部みゆき氏を紹介いたします!2年前、SMAPの中居くん主演映画「模倣犯」の作者であります。ハート迂ウォーミングな物語から猟奇殺人まで、現代物・時代物・SFファンタジーなどいろんなジャンルを手がけている作家です。どの作品を読んでも裏切られることは絶対なし!!
◆おすすめ◆
現代短編「我らが隣人の犯罪」現代物長編「火車」「理由」、時代物「震える岩」、SFファンタジー「レベル7」「ブレイブ・ストーリー」(もっともっといっぱいあるんですよ)本屋さんに行かれたら、一度宮部みゆき氏の本を手にとってみてください。あなたも宮部ワールドにはまってみませんか?
by寺農
 
キシリトール
最近CMなどでよく見るキシリトールはプラム類の果実に含まれている天然甘味料で、甘さは砂糖と同じ程度です。しかし、虫歯の菌によって利用される一般的な砂糖とは違い、酸を作らず唾液の分泌をよくする働きがあります。
しかし、キシリトールでは他の食品に含まれる砂糖による虫歯までは防げないので、あくまでも毎日の正しい食生活とブラッシングをした上で、デンタルケアの手段の一つとして、キシリトール入りのガムなどを上手に利用しましょう。
by山崎
 
とまあ、こんな感じでTDC NEWSは様々な話題で構成されています。まだまだご覧いただきたいところですが、今回はご案内ということで全てを紹介するにはスペース的に余裕がありません。リニューアルの際には十分なスペースを準備しますので、ぜひお楽しみいただきたいと思います。すでに医院では二巻目を配布準備中です、当院にお越しの際はぜひお持ち帰りください。
 
   
(2004年5月6日)
 
 
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こんにちは院長の丹田です。3月末から4月にかけて少々ぐずついていたお天気ですが、気がつけば街路や公園、近所の川沿いの遊歩道などでは桜が満開となり、春風にちらちらと美しく花びらが舞っています。毎年この季節になると新入生や新社会人の方々のフレッシュな姿が目に掛かり、出会いあり、別れありの区切りの季節でもあることを実感します。
当医院でも、この度ドクターの辻先生と歯科衛生士の御厨(みくりや)さんが新しいスタートを切る事となり、医院を退職されました。お二人ともそれぞれ事情は違いますが、今まで通りポジティブな姿勢で、きっと新しい環境でもご活躍されることと思います。また、新たに歯科衛生士の川尻さんが当院のスタッフに加わり、患者様のケアにご協力いただいています。
今回はお世話になった皆さまへのご挨拶も兼ねて、辻先生、御厨さん、川尻さんからのコメントをご紹介いたします。
歯科医師 辻 妙子  
一身上の都合で3月末で退職することになりました。丹田歯科では約3年間非常勤、その後1年間常勤としてお世話になりました。
この4年間はとても楽しくお仕事させていただきました。院長をはじめ、スタッフの皆さんには親切にしていただき、また患者様にも恵まれた事を感謝しております。
丹田歯科医院は常に患者様側の立場を考えコミュニケーションの多い医院というのが印象的でした。来院される患者様は明るく親切な方が多く、診療中でも笑いがよく起こります。このようなアットホームな雰囲気が大好きでした。これからも人とのつながりを大切に、そして技術向上のためにも、日々精進したいと思っています。お世話になった皆さま、本当にありがとうございました
。 
   
辻先生はまだお若いですが、きっといいドクターになれると思います。とにかくまじめで、また非常に勉強熱心な方でした。いつも患者さんに対して一生懸命に接していた姿が強く印象に残っています。実家が歯科を開業されているので、今後はそちらでご活躍されることになります。退職が惜しまれるドクターですが、新しい環境下でも頑張ってください。
衛生士 御厨 伸子  
この度丹田歯科医院を退職することになりました、歯科衛生士の御厨伸子です。院長をはじめ、私を支えてくださったドクター並びにスタッフの皆々様方には大変お世話になりました、本当にありがとうございました。
思い返せば笑いあり、涙ありの数年間でしたが、私にとってかけがえのない経験となりました。丹田歯科医院で学ばせていただいたことは、自分の宝にして、今後も励んでいきたいと思います。
丹田歯科医院に来られる患者様はとても気さくで楽しく、いつも暖かく接してくださり、いつまでも忘れることが出来ません。そして長い間歯茎の治療を私と一緒にさせていただいた患者様、お別れするのはとても寂しいですが、これからも頑張ってくださることをお祈りします。いつまでもお元気で…。ありがとうございました。 
   
最初は助手のパートとして当院に勤務していた御厨さん。医療の現場で働き、医師や衛生士と接し自らも衛生士を目指して資格を取得されました。衛生士学校も大変優秀な成績で評価も高かったですね。おっちょこちょいな面もありましたが、その親しみやすいキャラクターで患者さんみんなに優しく接している笑顔が素敵でした。遠方に行かれますが、落ち着いたらぜひ歯科の現場に復帰してください。
衛生士 川尻 治美  
私は以前歯の状態が悪く、物をよく噛めていないことが原因で、よく胃腸の具合を悪くして体調を崩していたのですが、歯の治療をきちんとしてからその状態が改善されました。この時歯の大切さを痛感したのですが、私のような思いをしている人やその兆候がある人、自分の歯を大事に出来ていない人にももっと歯の大切さを知ってほしい、そう思い歯科衛生士を目指しました。
丹田歯科医院には昨年の夏からアルバイトとして勤めさせていただいていましたが、今年の3月に衛生士試験に合格しました。4月1日から新たな気持ちで歯科衛生士としてお世話になっています。新米でまだまだわからないことが多いのですが、患者さんに信頼して頂ける衛生士になりたいと思いますので、よろしくお願いします。 
   
退職されたお二人も新スタッフの川尻さんも、新しい環境に慣れるまで少々時間も必要でしょうし、何かと戸惑い辛いこともあると思いますが、それは新しい何かを始める過程のほんの一部にすぎないので、その先にある希望を胸に邁進していただきたいと願っています。新生活に慣れた頃、いつもの笑顔で冗談交じりに皆さんのお話を聞くことを楽しみにしています。
私も現状に甘んじることなく、日々気持ちを引き締めてより良い医院の環境作りを心がけ、患者様に信頼と安心を寄せて頂けるように努力したいと思います。
 
   
(2004年4月6日)
   
 
 
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皆さんこんにちは、院長の丹田です。このホームページも開設して今年で三年目を迎え、おかげさまで患者さんや関係者の方々には大変好評で、このホームページを見た方からお問い合わせや質問をいただくことも増えました。
メールでいただいたお問い合わせには私が直接お答えしており、治療の合間を縫ってご返答をしていますので、少々時間がかかってしまうこともあります。急を要するお問い合わせや質問などはお電話をいただいたほうがいい場合もありますので、お急ぎの方はご遠慮なさらずお電話ください。

治療した歯はどれくらいもつ?
メールでお寄せいただくお問い合わせや質問は、主に治療についてのご相談内容が多いのですが、その中でも割とよくある質問が「治療した歯はどれぐらいもつのか?」という質問です。やはり一般的に一番気になる事なのでしょうか。しかしこの質問にお答えするにあたっては、これから治療を始めようとしている方の歯に対する意識を少々変えていただかなければなりません。 なぜかというと、質問の意図するところが「治療した歯は何年ぐらいの耐久性があるのか?」というニュアンスの問いかけになっていることが多く、このような場合、自分と歯を切り離して考えてしまっているからです。 確かに虫歯などで歯を削ったり抜いたりすると、金属や樹脂、セラミックなどの人工物で埋めたり被せたりして欠損した部分を補います。患者さんの意識としてはこの時点で自分の歯ではなく「物」として治療した歯をとらえてしまうのでしょう。 しかしよく考えてみると、人工的に補った物でも、それは患者さんのお口の中で機能している歯に変わりはなく、自分の一部なのです。おわかりいただけるでしょうか。つまり物質的な耐久性だけで「何年ぐらいもちますよ」という答えにはならないのです。

治療した歯も「自分の一部」という認識を
物質の耐久性だけで考えると、その特性などから、例えばセラミックは、プラスチックや金属よりも硬い反面、ガラスのようにもろい、という一面があります。間違って石を強く噛んでしまった場合セラミックの部分が破損することもあります。セラミックを支えている金属は、通常の状況ではこわれません。ブリッジを支える土台の部分も金属で作ればこわれることは無いでしょう。通常自費のブリッジや冠の修復の場合、10年もつことを目標にして治療します。また、5年の保証期間を設けています。5年が長いか短いかは、人それぞれ思うところがあるかもしれませんが、歯のお手入れを継続できない方や、定期検診にお越しにならない方、もともとあまり良くない歯をやむなく修復した場合も含めて5年としています。自費のブリッジや被せは、確かに保険のものより長持ちする傾向があるようです。というように説明できるのですが、問題はその物質の耐久性だけにとどまらないはずです。 歯が駄目になるトラブルの多くが虫歯、歯周病、異常な噛み合わせ等によって起こる歯のダメージです。すなわち、材料としての物理的な耐久性と治療される部分の生物学的な耐久性の二つを考える必要があります。物として、材料的な優位性を考えるだけでなく、患者さんが治療した歯に興味を持ち、自分の一部として意識的に健康な状態を維持してもらえるようにメンテナンスを心がけ、大切にケアすることこそが、治療した歯を長くもたせる秘訣です。

歯を大事にする人と歯を酷使する人、お手入れができる人とできない人、歯に関心がある人と興味の無い人、歯を長持ちさせようと自分で努力する人と他人任せの人、良い悪いは別にして耐用年数に差がでてきます。

元々ある人間の歯も一生お口の中に残る場合もあれば、虫歯や欠損で無くなってしまう場合もありますね。治療した歯も同じです、何年もつのかというのは確かに気になるところですが、物としての歯ではなく、あなたの一部として、どれだけいい状態を保つかということが大事で、それは患者さん自身の歯に対する健康維持の意識に大きく関わってくる問題なのです。治療した歯も物としてではなく、自分の一部として、大事にいたわってあげましょう。

 
   
(2004年3月5日)
 
 
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自分のお口に関心を持つことから予防がはじまる
 皆さんこんにちは、院長の丹田です。2004年もすでに二ヶ月目、今年の冬は暖かい日が多くて、例年に比べると過ごしやすいような気がします。暖かいと表にも出やすくて活動しやすいですね、患者さんも通院が億劫にならずに済むので、そういう意味でも一概に暖冬だからといって悪い事ばかりではないですね。

 当院は大阪市内にありますが、市内といっても特に大きな駅前にあるわけでもなく、大きな道沿いに面していますが、地理的に交通量も比較的少ない方だと思いますから、立地としては決して人通りの多い所に医院があるわけではないのです。しかし最近このホームページを見て来院される新規の患者さんが増え、中にはかなり遠方からの方もいらっしゃいます。
 治療を始める前にカウンセリングなどで患者さんの特徴がだいたいわかるのですが、やはりこのページをご覧いただき、当院をたずねられた方の多くが、自分のお口に対する意識が高いように思います。このコーナーをはじめ、治療内容や基本情報で当医院が予防的側面から、自分の歯や口の中の状態を意識的に考える事の重要性を訴え続けている事をご理解していただけた結果からだと思うのですが、今回はもう一歩踏み込んで、当院が患者さんにお渡ししている診断データについてお話ししましょう。

左の写真のコンピューターが、患者さんの診断データを管理保管し、治療に役立てるための資料制作などまで行えるシステムで、当院では昨年の10月に現在の最新システムDentalXを導入しました。
従来から診察データやレントゲンのデータなどの管理保管には、積極的にコンピュータシステムを活用してきましたが、それには効率的な側面の他に、治療の進行状況などにも柔軟に対応でき、診断データの更新も常時可能だという管理的な要素もあり、貴重な臨床データとしての活用を積極的に行っています。さらにこのシステムで管理されたデータは医師の側だけで参考にするだけでなく、虫歯診断書、歯周診断書、治療計画書など、患者さんにもわかりやすくまとめられた内容で、すぐに資料制作が可能で、当院でも初診の検診データとして、患者さんにお渡ししています。

歯科治療が予防を含めて成功するかどうか。患者さんが自分のお口の状態に興味を持つかどうかがキーとなります。

 この資料によって、患者さんは自分のお口にどのような問題があるのかを意識的に確認することが出来ます。資料は虫歯や歯周の状態、治療計画など項目ごとに説明と図表、写真などで分かりやすく構成されているので、医師からの説明だけではイメージしにくかった、自分のお口の状態が把握しやすくなるはずです。

 虫歯など痛みがあれば、自発的に歯の状態を意識しやすいわけですが、痛みや大きな変化がないと、なかなか興味が向かない(お口の健康状態を意識的に考えない)場合が多いと思います。当院がお渡ししている患者さん別の資料は、患者さんが自分でお口の健康状態を考えるときの参考資料として活用してほしい、意識的にお口の状態に興味を向けて欲しい、という思いもあって作成、お渡ししています。
 このように患者さんに自分のお口の状態に興味を持っていただく事が予防を含めた歯科治療成功の鍵となります。
 この資料は患者さんにお渡しするだけでなく、 私たちも積極的に臨床データとして活用し、治療にあたります。また治療直後だけでなく、治療後もきちんと患者さんのお口の状態を把握できるよう、データを保管活用し、永続的にいい状態が続くよう努力しています。患者さんと医師が協力して、お口の健康を維持する事が大切ですね。

 
(2004年2月4日)

 

 
 
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あなたの素敵な笑顔とかむ喜びのために
皆さんこんにちは、院長の丹田です。ふと気が付けばあっという間に今年も終わろうとしています、本当に月日の経つのははやいものですね。今年、当医院は予防を重視した治療態勢をおしすすめてきましたが、それなりに成果を実感できた年となり、来年からも更に予防重視の治療を行っていきたいと思っています。
この予防重視の治療という考え方ですが、いかに歯を削らずにすむよう治療が行えるかというテーマから、多角的なアプローチを行うわけですが、それにはまず患者さんのお口の健康に対する意識の持ち方が重要です。
様々な患者さんがいて、それぞれ状況も違うわけですが、例えば歯の治療をするとき、痛い歯が一本あったとします、実は他にも進行している虫歯があるのに、歯医者に行ってその痛い歯だけ治せばいいと安易に考えてしまう患者さんもいるわけです。それから比較的多いのが「虫歯、歯周病は予防できない」と思い込んでいる患者さん。どうしてそう思うのかと尋ねてみると、「毎日ちゃんと歯磨きしているのに虫歯になった、だから治療で治すしかない」と言うわけです。しかしこの場合もよく考えてみると「ちゃんと歯磨きをしている」という思いこみと、自分の歯磨きを過信しているだけなのです。当院でブラッシング指導しているとよくわかるのですが、多くの方が自分の歯磨きはきちんと出来ていると思い込んでいるのですが、大抵何らかの問題があり、適切なブラッシングができていないのです。このように自分の口の健康に対する意識が低いと、きちんとした予防ができませんから、いくら医者の側が予防的な治療が大事だと思っていても仕方がないのです。
虫歯になったという今の状況、事実は、過去からの結果です、つまり原因があったわけですが、その時問題を解決してきたかどうかの差が結果の差に直結してくるのです。その過去と同じようにこれから先も意識を変える事なく先に行ってしまうと、未来にどういう結果があるかという事も見えてきますよね。それから虫歯や歯周病になっても治療で治せばいいという考え方も、結局は人任せになってしまい、よくありません。なったものは治療するしかないかもしれませんが、そうならないように努力する事がまず大切なわけです。
今までは当院で治療を受けられる患者さんの、治療に対する疑問や不安、不信を解きほぐし、安心してきちんと治療を受けてもらえるように努めてきたのですが、もう一歩考え方をすすめると、予防というテーマが見えてきて、まず患者さんの意識の問題を解決していかなければと思うのです。一口に予防と言っても、全身的な問題や、物理的な問題で未然に虫歯や歯周病を防ぐ努力を行えない場合も当然あると思います、だけど一度虫歯になってしまい、治療して、今後同じ結果を招かないように意識的に努力することも出来ると思うのです。
歯科の治療も虫歯や歯周病を治すだけでなく、お口の健康に対して患者さんの意識がよい方向に向くよう、いい情報をもって帰ってもらい、ケアを通じてお口の健康のためのお手伝いをすることが大切だと思います。

 
(2003年12月29日)

 
 
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DRY MOUTH(ドライマウス)・口腔乾燥症
みなさんこんにちは、院長の丹田です。12月に入ってすっかり寒くなり、外出すると風も冷たく感じる事が多くなってきました。空気も乾燥気味で風邪を引きやすくなっているのでご注意下さい。
乾燥すると言えば、最近多いのが「口腔乾燥症」という症状で、唾液の分泌が悪くなり、文字通り口の中が通常より乾いた状態になってしまうのです。この症状の特徴は、口の中が完全に乾くわけではないので、本人が自覚しにくいということです。しかし自覚しにくいからといって楽観はできません。放っておくと歯周病や虫歯、口臭の原因になるだけでなく、不眠症やストレスなどを招く場合もあるのです。

「口腔乾燥症」を引き起こす原因は何か?
「口腔内乾燥症」になってしまう原因ですが、以下のような場合に症状が発生しやすいのです。思い当たる事があれば要注意、医師に相談してみるなど対策を考えてください。

  • 口呼吸・・・・・鼻だけで息ができない。
  • 加齢・・・・・・年を取ると唾液の分泌が少なくなる。
  • 薬物の副作用・・高血圧や安定剤、アレルギーの薬によるもの。
  • ストレス・・・・緊張して喉がカラカラになった経験がないでしょうか?
  • その他・・・・・糖尿病など全身的疾患やアルコールの摂取、喫煙などよるもの。

「口腔乾燥症」の症状と唾液の重要性
「口腔乾燥症」の症状と唾液の重要性 乾燥症が進行して徐々に症状が現れます。以下の様な経験がありますか?有る方は要注意です!

  • よく喉が乾く
  • 咀嚼(そしゃく)がしにくい
  • 味覚に変化があった
  • 舌がヒリヒリと乾く
  • 口の中が熱い感じがする
  • 朝起きたとき、口の中がヌチャヌチャとした感じになっている

他にもいくつかの症状がありますが、意識すれば比較的に自覚しやすい症状です。 口腔内が乾燥するということは、当然唾液の分泌が少なくなっているということです。唾液には酵素の働きで消化を助ける役割や、虫歯や歯周病の原因菌をやっつける抗菌効果があり、口の中を中性に保つ大変重要な役割があるのです。この唾液が少なくなることによって、口の中が酸性状態に至りやすくなります。すると唾液の抗菌効果は当然低下しますから、知らず知らずに歯の付け根あたりが痛くなってきたり、いつも通り歯磨きをしているのに虫歯が増えてきたりと、だんだんと口腔疾患が進行してしまうわけです。 また、口の中が乾燥することで風邪を引きやすくなったりしますし、喉が渇くことによって過度にのど飴などを食べて、ただでさえ抗菌力の低下した口の中が糖分でベタベタになり、虫歯になりやすい環境を作ってしまいがちです。

 

唾液の分泌を改善するには
唾液の分泌をよくするには、まず唾液腺を刺激するということが基本です。では唾液腺とはどこにあるのか?これは意外と知らない人が多いと思いますが、ほっぺたの内側にあります。梅干しを見ると反射神経で唾液が出てきますね、これが一番わかりやすい確認法かもしれません。
梅干しを見て唾液が多量に出てくるのは、反射作用で唾液腺が刺激されたからと考えられます。では何らかの外的要因で唾液腺を刺激すれば当然唾液の分泌を促進できるというわけですが、一番簡単な方法でおすすめなのが歯磨きのブラッシング方法を工夫することです。
まず、歯を磨くとき使用する歯ブラシですが、これは当院でも取り扱っている「タフト24」というのが毛先の堅さも種類が豊富ですし、唾液腺を刺激するのに適したヘッドの形状をしていておすすめです。
磨き方ですが、歯を磨くときに口を閉じて歯ブラシのヘッド部分がほっぺたの内側に当たるようにしてやることで、自然に唾液腺が刺激され、唾液の分泌を促進させます。これを日常的な歯磨きの中に意識的に取り入れてやることで、持続的な効果が期待できるわけです。また、当院では歯磨き粉についても「ブレスクラブ」という歯周炎、歯肉炎、口臭予防に効果的なものを使用し、加えて「デンタルK」というアロマオイルの併用をおすすめしています。使い方は普通の歯磨き粉と同じですが、歯ブラシに歯磨き粉を付けた後、アロマオイルを一滴垂らすのがポイントです。こうすることで清涼感が増すばかりでなく、アロマオイルの成分によっては歯周病予防などにも効果的なのです。
当院でも歯周病予防のためにと、何人かの患者さんにこのブラッシング法と歯磨き粉、アロマオイルをおすすめしました、すると使用後1〜2週間経った患者さんから「口の渇きが治った」「唾液の量が増えたみたい」と唾液の分泌促進にまで効果があるのではないかという、報告を受け始めました。
それから以前このコーナーでお話しした「パタカラ」という器具があり、この器具を使った口腔筋機能療法(MFT)によって、口腔周囲筋を刺激することによって唾液の分泌を促進させる効果があります。


今回話の中で出てきたブラッシング法、歯ブラシ、歯磨き粉やアロマオイルの使用法などについては、東京の宝田先生、静岡の川邉先生に教えていただいた情報を元にして、当院でも治療や患者さんのケアに取り入れています。
また、以下のURLは今回取り上げた歯ブラシや歯磨き剤、パタカラなどに関する関連リンクとなっています。ご参照下さい。

●タフト24に関するページ
●ブレスクラブについて
●パタカラについて

 
 
(2003年11月17日)

 

 
 
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  AAPミーティングに参加してきました。
皆さんこんにちは丹田です。去る9月20日から24日までの日程で、サンフランシスコのコンベンションセンターにて開かれた、AAP(アメリカ歯周病学会)のミーティングに参加してきました。
このミーティングは年に一回アメリカ国内で開催され、本国アメリカの、歯科医師や歯科関係者、医療機器メーカーなどが集い、日本からも多くの歯科医師が参加し、様々な研究発表や講演、レクレーションなどが行われます。

今回私は臨床歯周病学会のAAPツアーに参加し、この会に出席。大学院時代に研究テーマにしていた「セメント質形成に伴う血管形成」に関するデータを提供する形でポスターセッションに参加しました。このポスターセッションとは、研究成果や報告などを、ポスターにして張り出し、閲覧してもらい、質疑応答するという形式で行われます。下の写真がその最中の一枚で、今回一緒に出席していただいた、信藤先生(吹田市で開業)とのツーショットです。

 

 

開催期間中、実に様々な分野での講演や発表があり、私も色々と見て回りましたが、中でもインプラント治療に関する発表や、再生治療などをテーマとした発表やブースは大勢の人が詰めかけており、先端医療に対する関心の高さが伺えました。
日本とアメリカでは医療を取り巻く制度や環境、医師や患者の意識にも違いがありますが、改めて医療先進国アメリカの医療技術のレベルの高さと、人々の関心の高さを感じました。

もちろん様々な分野で日本の医師や研究者、技術者も世界トップクラスの成果や報告を発表してます。関係各位の努力により、これからもますます医療技術は発達していくことと思います。我々医師も日々勉強を重ね、患者さんに最善の治療を行えるよう努力していかねばならないと強く感じます。

またこのような機会があれば積極的に参加したいと思っています。今回一緒にミーティングに参加した先生方、お疲れさまでした。次の機会もよろしくお願いいたします。

 
 
(2003年10月6日)

RECRUIT 丹田歯科医院ではスタッフを募集中です。

 
 
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インプラント治療について
大切な歯を失った時、治療の選択肢の一つとして、インプラント治療を受ける方が増えてきました。インプラント治療は自分の歯に近い感覚でよく噛むことができ、症例によっては、歯を自然で美しくすることができます。インプラント治療については、2001年10月のレポートでも取り上げていますが、今回はよくお問い合わせをいただく質問や、インプラント治療の長所、短所などをまとめてみました。
しかし、インプラント治療は、誰でもできるわけではありません。患者さんの健康状態や顎の状態などによって、決まってきます。
また、長い間にわたってインプラントの機能を維持するために、確実なブラッシングと定期検診が必要です。治療後もしっかりとケアを心がけることが、美しく、きれいないい歯を守るポイントです。

  インプラント治療はこんな方におすすめします。

  • 一番奥の歯が抜けていて、ブリッジができない
  • 抜けている歯の数が多く、ブリッジでは支えきれない
  • ブリッジをするために健康な歯を削りたくない
  • 審美的に入れ歯を使うのに抵抗がある
  • 入れ歯の着脱がわずらわしい
  • 入れ歯が気持ち悪くて装着できない
  • 入れ歯が合わなくなった
  • 交通事故の外傷などで歯を失ってしまった

インプラントの短所

  • 歯肉を切開する手術が必要(外科手術によるリスクを伴う)
  • 費用がかかる
  • 体質や健康状態、顎の骨の状態によっては治療できない場合がある

上記のような短所があるのですが、下記のような長所もあり、インプラント治療を受ける方が増えてきているのだと思います。

インプラントの長所

  • 入れ歯のような違和感がない、自然な感じ
  • 自分の歯のように安心して噛める
  • 入れ歯でよくある味覚の低下がない
  • ブリッジ治療のように隣の歯を削る必要がない
  • 残存歯が少なく、入れ歯が安定しない場合でも、インプラント治療で人工歯を植立し、入れ歯を安定させる事も可能

 

→続いてQ&Aのページをご覧下さい。

(2003年9月1日)

 
 
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治療前の予防と治療後の予防その二
みなさんこんにちは、院長の丹田です。今年は梅雨らしい天気というか、雨がよく降ってむしむしした鬱陶しい日が多いですが、皆さん体調など壊されていないでしょうか?今年の夏は暑くなりそうですが、夏バテなどしないように、しっかりと体調を整えておきたいものです。
前回このコーナーで、歯科疾患の予防についてお話ししましたが、歯科疾患も事前の備え(予防)が大切。前回のお話しで、「予防とは治療前の健康な歯の状態をキープすること」と思いこんでいる人が多い、という内容があり、表現的に誤解を受けてしまうおそれがあったので、ここで正しく言いますと「予防とは治療前の健康な歯の状態をキープすることばかりではない」という事を言いたかったわけです。それで治療後の予防について詳しくお話ししたわけですが、では治療前の予防の重要性は?ということになりますので、今回はそのことについてお話ししたいと思います。

歯医者は治療に行くところという「誤解」
皆さんは歯医者に行くという場合、多くの方が「虫歯や歯周病の治療に行く」という動機を連想されるのではないでしょうか、実際日本の場合は歯医者を訪れる理由の8割ぐらいはこの「治療目的」だと思います。そして少数かもしれませんが「治療後の予防」目的で定期的に受診されている方もいるというところでしょうか。日本の場合と書いたのは、フィンランドなど国民の虫歯発症率が低いことで有名な国では「発症の予防」を目的として歯科に行くという事が基本的な考えにあるからだと言われているからです。このように、国際的に視野を広げてみてみると、そこには歯科医院や歯科疾患、その予防に対する意識の違いがはっきりと現れています。
近年、生活スタイルの欧米化が進み、日本人のライフスタイルも大きく変わってきていますがこういった内面的な価値観や意識というのはなかなか浸透しにくいものです。
しかし、私としては皆さんに予防に対する意識を高めてもらえるように努めるのも、歯科の大切な役割だと考えています。歯医者は歯の具合が悪くなってから行くところと決めつけることなく、専門的な診断を受けることで歯科疾患の進行を大幅に予防できます。特に進行に自覚症状がない歯周病の発見や、自己流ブラッシングの改善、プラークコントロールなど歯科の診察でチェックできます。歯も大切な身体の一部、歯科で定期的な検診を行えますので、総合的な予防を心がけてください。

(2003年7月10日)

 

 
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治療前の予防と治療後の予防
皆さんこんにちは、院長の丹田です。先日沖縄が梅雨入りしたというニュースを聞きました。そういえば日差しもすっかり夏の暑さになってますね。
最近患者さんから、よく予防についての質問を受けます。このホームページでも虫歯や歯周病の予防については積極的に取り上げているので、その反響もあり、当院を訪れる患者さんの歯の健康に対する意識も高まってきているのではないかと思います、それは非常によいことなのですが、中には予防について少し誤解している患者さんもいて「予防とは治療前の健康な歯の状態をキープすること」と思っている人がたまにいるのです。
治療後は再発・進行を防ぐ
虫歯や歯周病になるのを防ぐために、日頃からブラッシングやプラークコントロールなどに気を使い、歯科疾患の発症を予防するのは大変よい心がけですが、いくら努力していても知らず知らずに虫歯が進行していたりすることはありますし、歯周病は本人が自覚しないうちに発症していたりと、一口に予防といってもなかなか難しいものです。
一つ言えるのは「自己流を過信しないこと」です。自己流のブラッシングやプラークコントロールでは、磨き方は十分か、磨き残しはないかなど、正しく歯磨きが出来ているのかどうかを判断する事ができません。
歯が健康な状態である場合でも歯科医院にご相談くだされば、専門的に現在の口腔状態を検査し、正しいブラッシング指導などを行い、正しい予防法をご指導します。またサリバテストという唾液の検査を行うことで、虫歯に対する抵抗力や虫歯の原因菌(ミュータンス菌やラクトバチラス菌)の量がわかります。症状が悪化する前のこうした意識的な対策が必要です。
そして虫歯や歯周病で治療を行った後ですが、ここからの予防がまた肝心なのです。一度治療したから安心、他の歯は大丈夫と思うのではなく、治療した歯や健康な残存歯をいかにして守るかがとても重要なのです。そのために治療を行う際、治療後のメンテナンスについては患者さんのケースごとに適切なアドバイスを行っています。長い治療が終わってホッとするのは誰でも同じ気持ちでしょうが、治療後も口腔状態を定期的に診断することで、再発・進行に対してより効果の高い予防ができるのです。
半年に一度くらいのペースで行うP・M・T・C(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)は毎日きちんとブラッシングしていても完璧に落とすことの出来ない歯垢や歯石を除去し、特別な器具を使って歯の表面や歯間をクリーニングし、より効果の高い歯科疾患の予防を行います。それと同時に治療を行った歯の状況も確認できるので、再発防止にも有効です。
治療が終わった後こそ、気持ちを引き締めて、よりいっそう予防を心がけましょう。健康な歯、治療後の歯の状態を把握し、皆さんと一緒に守っていくのも歯医者の大切な役目なのです。

(2003年6月6日)
   

 

 
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口のリハビリ器具「パタカラ」を使ってみました
みなさんこんにちは、院長の丹田です。先日昼休みの食事中に数名のスタッフと雑談をしていると、「テレビで口のリハビリができる器具を紹介していて、アトピーやいびきなどにも効果があるらしい」という話題になり、スタッフの何名かが、それなら私も見た、と興味深げに話はじめました。話の内容を聞いていると、私も以前新聞記事か何かで同様の器具に関しての紹介を読んだことがあるのを思い出し、その時購入した器具を机の引き出しから探し出して「ひょっとしてこれちゃうか?」とスタッフの前に差し出すと「あ〜、これです。何で持ってるんですか?」とびっくりしながら、さっそく手にとって実物を確かめておりました。
この器具、名前を「パタカラ」といって、デンタルユ−ミ−という会社が製造販売しているもので、私も最初に紹介記事を読んだときに興味を持ち、早速購入したのでした。
この器具の使用法は慣れると簡単なもので、上唇と下唇の間に装着し、口唇を閉じるような運動をするものです。器具にはひもがついていて、それを引いて上下左右に器具を動かすと、口の周りの筋肉を鍛えることができるというものです。
原理は簡単なのですが、表情筋を鍛え、顔面神経に刺激を与える事により、様々な効果が期待できるのです。パタカラを紹介したホームページにもその効果について詳しく説明がありますが、口臭、歯周病、いびき等の問題は鼻呼吸出来ない事と口輪筋の働きが大きく影響を与えているのですが、これらの改善に効果的な、口のリハビリができるのです。最近問題になっている睡眠時無呼吸症候群などにも効果を発揮すると思います。私もさっそくパタカラを使ってみて、なるほどと思いました。
私はスタッフの話しているテレビ番組は見ていませんでしたが、この「パタカラ」は以前から何度か健康雑誌やテレビなどでも紹介されていました。この器具にはスタッフも感心を持ったようで、さっそく購入して試してみると言っておりました。
私たち歯科医やスタッフは職業柄、この種の商品や器具には敏感なのですが、医師としてどんなものか興味があるだけでなく、様々な症状で悩んでおられる患者さんに、その効果のほどや正しい使用法をアドバイスできますし、できるだけ私自身が興味をもった物は実際に入手して自分自身で使用してみることにしています。
パタカラについての詳細はこちらのホームページでご確認ください。
デンタルユーミー http://www2s.biglobe.ne.jp/~dentalt/patakara.htm

(2003年5月9日)
 
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「予防の積み重ねで歯を守る」
皆さんこんにちは、院長の丹田です。4月から社会保険の自己負担額が改正され、本人も3割負担となりました。治療費についてこれまであまり意識していなかった方も、これからいざ治療を受けるとなると少々躊躇してしまうかもしれません。
歯科診療の場合、痛みなどの自覚症状が出始めてから(ある程度症状が進行した段階で)はじめて治療に踏み切るというケースが依然として見受けられますが、治療を行う医師の側からみると、もっと早期のうちに予防を心がけていれば、症状が悪化しなくてすんだはずという場合が多いのです。
確かに自覚症状がないうちは口腔内が健康な状態だと思い、なかなか診察を受けるという段階までいかないという人も多いようです。しかし今までのお話や、このHP内でも取り上げてきた通り、日頃の予防を心がけることこそが、健康な口腔状態を保つ秘訣でもあります。
前回このコーナーで取り上げたPMTCなど、虫歯や歯周病予防に大変効果的な予防法もあり、治療後のメンテナンスを定期的に行うことによって、症状の悪化を予防することもできます。
症状が悪化し、治療に長い期間をかける事になると、お口にとっても経済的にも大きな負担となり、治療が終わって何とか健康な状態を取り戻したとしても、よい結果とは言い難いものです。むしろわずかな変化でも日頃から意識し、小さな予防を積み重ねる事こそが、虫歯や歯周病の進行を未然に防ぎ、口腔内の健康状態を保つことには大切だと思います。
医療費負担の問題だけではありませんが、自身にとって大きな負担となる前に、日頃からのケアやメンテナンスを心がけていただきたいと思います。

(2003年3月4日)
   
 
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PMTCは最新のむし歯予防法です。
皆さんこんにちは、院長の丹田です。先月のレポートでは定期検診について、統計データなどを取り上げてみましたが、ホームページをご覧いただいた方から、「具体的にどのような事ができるのか?」というお問い合わせをいただきました。そこで今回は最新の予防法「PMTC」についてお話ししましょう。

PMTCとは?
1971年にアクセルソン博士により提唱された、むし歯や歯周病から歯を守る、最も優れた予防法です。毎日の歯みがきはとても大切です。しかし、自分では意外にみがき残しに気が付かないものです。このみがき残しがむし歯や歯周病の原因となるのです。
そこで、特別なトレーニングを受けた歯科衛生士が定期的に専用機械と器具を使い、重点的に清掃、研磨を行うのです。
そのことにより、6年間でむし歯の発生率は70分の1に抑えることが出来る様になりました。

PMTCはこのような方にオススメします

  1. むし歯になりたくない方
    むし歯原因菌をなくし、バイオフィルムを破壊し、歯垢の再付着を防ぎます。また、フッ素入りジェルを使うことで、再石灰化を促進し、歯を強化します。
  2. 歯周病(歯槽膿漏)になりたくない方
    歯周病は治療が終了しても、再発しやすい病気です。定期的にバイオフィルムを破壊し、歯垢を完全に取り除くことが大切です。
  3. いつまでも白い歯でいたい方
    歯垢や着色を取り除きます。そして、いつまでもさわやかなあなたを演出してくれます。
  4. インプラント治療をした方
    インプラント治療をした方には最高のお手入れです。
  5. 歯みがきが困難な矯正装置やブリッジを入れている方
    ご自分でみがけていない所まで、しっかりと歯垢を取り除きます。

PMTCは治療ではありません。最新の予防法ですので、痛みもほとんどなく、とても気持ちのいい処置です。

PMTCの料金システム
料金:1回 3,000円
お口の状態がよい方の場合3,4ヶ月に一度がおすすめです お口の状態がよくない方の場合1ヶ月に一度がおすすめです。

(2003年2月28日)
   
 
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治療が終わったら・・・。
皆さんこんにちは、院長の丹田です。新年を迎えて早いもので1ヶ月が経ち、ここ最近寒さもますます厳しくなってきました。先日は大阪でも珍しく雪が降りましたね、治療に来られる患者さんも肩をすくませて、いかにも寒そうです。
 こんなに寒いと外に出るのも面倒になってくるものですが、治療が終わったら、定期検診を受診されることをオススメします。「えー、やっと終わったのにまた来るの?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、定期検診を受けることは自分の歯を残すためには重要なポイントなのです。
Point1:治療だけでは歯が残らない・・・
若いうちから定期検診を受けていると、将来自分の歯を多く残せることが統計的にも明らかになっています。(下表参照)

   

Point2:歯を抜く主な原因は虫歯ではない?
40歳以上の方で歯を抜かなければいけない主な原因は虫歯ではありません。歯周病が主な原因なのです。また、歯周病は痛みが無く進行しますので、虫歯だけでなく歯周病予防のためにも定期検診を早くから受診されることをオススメします。
Point3:歯石を取るだけでも来ていいの?
「歯医者さんは虫歯も無いのに行ってはいけない」と思っている方が多いようです。歯石は歯みがきでは取れません。歯石は歯周病の主な原因です。歯石を取るのは我々プロにお任せください!
せっかく治療した歯ですから、その後のケアもしっかり行って、健康な状態を保つようにしましょう。
 
   

 
 
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患者さんと医師のコミュニケーションが重要だと考えます。
みなさんこんにちは、院長の丹田です。早いもので2002年も終わりに近づき、日増しに寒さも厳しくなってきましたが皆さん風邪など引かれていないでしょうか?
風邪は万病の元と言いますが、本当にたかが風邪と侮ってはいけない場合もあるものです。例えば本人には自覚がないような微熱や普段と変わらない体調に思えるような軽い症状というのがありますが、そんな時こそ要注意。内容にもよりますが何らかの治療を受けるということは少なからず身体的な影響を受ける事になるので、そんなタイミングで治療を行った時、本人は意識していなくても身体が反応し予期せぬ状態を招く事もあるのです。
当院では治療にあたる前に患者さんの要望や身体の状態を把握し、よりよい治療を行えるようにカウンセリングを行っていますが、医師の側から十分に配慮したカウンセリングを行っていくにも、まずは患者さんが自身の症状や状態を自覚しているという事が前提になるものです。
自分自身の要望や健康状態を医師に伝えるために、ある程度の心がけが必要になってくるということですが、これは非常に大切な事です。
双方がスムーズに情報伝達を行い、最善の治療を行うために必要な事項を考えて、以下の10箇条に表してみました。
※この10箇条はささえあい医療人権センターCOML作成の小冊子、患者さんが治療を受ける際は患者さん自身が主人公であるとのスタンスから提案される事項ですが、当院でもこの10箇条についてはしかるべき見解だと認識しております。

患者さんと医師の双方から考えるカウンセリングのあり方

  1. 伝えたいことはメモをして準備する
    ○ まず伝えるべき情報を整理しておけば慌てずにすみます。
  2. 対話の始まりはあいさつから
    ○気持ちよくスムーズに話し始める最初の一歩、意思表示の始まりです。
  3. よりよい関係作りにはあなたにも責任があるのです
    ○意志疎通という事になりますが、理解を深め合う事が大事だと思います。
  4. 自覚症状と病歴はあなたの伝える大切な情報です
    ○自分の身体の状態はあなたにしかわかりません、出来るだけ詳細に医師に伝えましょう。
  5. これからの見通しを聞きましょう
    ○治療の方向性、方針、経過など知っておくべき事はあるものです。
  6. その後の変化も伝える努力をしましょう
    ○治療後の経過も重要です、小さな変化、異常など自分で判断しないで医師に伝えてください。
  7. 大事な事はメモをとって確認しましょう
    ○忘れないため、誤解しないためにも書き留めて情報を保存することが大切です。
  8. 納得できないときは何度でも質問をしてください
    ○思い違いや勘違いを避け、お互いが正確に情報を共有することが大切です。
  9. 医療にも不確実や限界がある事を理解してください
    ○100%理想通りや思い通りの結果を得るという事は何事にもあり得ないと思います。医療にも予測出来ない事や確実な結果として約束出来ない事があるという事をご理解ください。
  10. 治療法を決めるのは最終的にはあなた自身なのです
    ○症状によって何通りかの治療法が想定できますし、要望や医師の理想的治療方針というのもあるかと思います。しかし最終的にはあなたの判断でしか治療は進みません。

丹田歯科では2003年も皆さまによりいっそう安心していただける医療サービスを心がけていきたいと思います。スタッフ一同努力してまいりますので、よろしくお願いいたします。

(2002年12月27日)
   
 
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先月の掲載でお問い合わせが多くありましたので
今回はQ&A形式でお届けします。

こんにちは、院長の丹田です。今年の秋はなんだか暖かいなと思っていたら、10月の終わりになって急に寒くなりましたね、皆さん風邪など引かれてないでしょうか?
さて、先月の話題は「治療に対するプライオリティー」 でしたが、その詳しい話しはバックナンバーをご覧いただくとして、その中で取り上げた自費治療や審美治療の部分でいくつかのお問い合わせをいただきました、お問い合わせをいただいた方には直接メールやお電話でお答えしましたが、他にも同じように感じた方がいるかもしれないと思い、今回はその内容をQ&A形式で皆さんにもお話ししようと思います。

Q.虫歯が多くて治療をしたいのですが、セラミックなどにすると治療費が高額になるのではないかと思い、なかなか踏み切ることができないのです・・・。

A.治療の進め方を検討し総合的に負担の少ない治療を行うことができます。
審美的な要望をお持ちの方ですが、そうするとどうしても問題になってくるのが費用面の問題です。現在の歯の状態があまりよくなければ何本もいっぺんに治療しなければならないのではないかと思い、そうなると費用の問題でどうしても踏み切ることができないと考えてしまいがちです。
しかし自分の歯の状態を知らないうちから治療費のことばかり考えていてもはじまりません。まずきちんと歯の状態を診断し、早急に治療が必要な箇所はないかを見極め、それからスケジュールをたてれば歯に対する負担も少なくてすみます。例えば虫歯が5本あっても一度に全ての歯を自費で治療するという考え方ではなく、度合いによっては保険治療でも十分に進行をくい止めることができるわけですから、まずはそうした治療を施し、予算が出来たら次の段階として審美性を重視した治療に進めるといった具合にすれば歯の健康面も費用の面でも総合的に負担の少ない治療が行えると思います。

Q.出来るだけ白くて自然な物を使って治療したいです。自費治療でローンなどは使えるのでしょうか

A.デンタルローンが使えますが、無理なく治療を進めるためにも適切な治療計画をたてましょう。
審美を追求した自費治療を検討されている方にも様々なケースがあり、治療費の負担を均等化したいと考える方も多いので、ある程度高額な治療費が必要な場合にはデンタルローンという分割払いもご利用いただけます。ローンを利用するにしても、予算を準備されている場合でも、いずれにしても適切な治療計画をたて、最善の方向性で無理なく治療を進めることが大切です。まずは自分の歯の状態を知る事からはじめましょう。

前回取り上げたお話しは皆さんも気になるところがあったようで、自費治療の負担について上のような質問や問い合わせをいくつかいただきました。歯の健康管理や審美的な要望が高まり、積極的に治療を考えている方が多いようです。悪化する前に予防する事も忘れずに、意識的に歯の健康管理をしましょう。

 
   

 
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治療に対するプライオリティー。
こんにちは、院長の丹田です。9月もあっという間に終わり、次第に空も秋色に染まりはじめました。季節の変わり目というのは体調を崩しやすく、歯の具合も不意に悪くなったりするものです。みなさんも十分お気をつけください。
先日、ある患者さんがずいぶん久しぶりに当院を訪れました。その患者さんは大阪市内で飲食関係の会社を経営されている社長さんで、いつも多忙なためなかなか治療に当てる時間が作れないのだ、とお聞きしていました。最後に治療に来られたのが6年ほど前で、その時も「痛いとこだけ治してもらえれば・・」と虫歯治療を行いました、しかしその患者さんは高齢の方でしたし、他に進行している疾患を抱えてましたので、「痛いのが治ればとりあえず安心かもしれないが、他の歯も症状が進行しないうちに総合的に治療を進めることを考えられては?」とアドバイスしましたが、やはり「ちょっと忙しくて無理だ」と治療を中断する形になっていました。
久しぶりに来られたその患者さん、チェアーに着くなり開口一番「先生、悪いとこ全部治してほしんですわ」との申し出、以前とは全く違う姿勢で治療にあたろうという意識の高さがその口調から伺えました。何かあったのかとこちらが訪ねるまでもなくこんな話しを続けられました。
長年仕事付き合いをしてきた古い友人がいて、身体は丈夫な方だった。歯も例外ではなくて何年か前まではスルメでもせんべいでもお構いなしにたいらげ、50才後半までは前歯は全て健全歯だった。ところがふとしたことで一本虫歯になっているのに気付いた、しかしたいしたことはないとそのまま放置していたら次第に悪化し、
とうとう抜歯という結果になってしまった。ところがそれだけにとどまらず、歯ぐきがやせ衰え、結果的には上の前歯4本が駄目になってしまい、今では食べ物の味さえよくわからないし、以前のように硬い物は一切食べられなくなってしまったのだ。それが起因してると思うが今では胃腸も患っている。その友人が「自分も過信せんと、身体は大事にしいや」と忠告してくれたのだ。
なるほど友人の方の反省も含めて、自分自身も身体を大事にしようと思い、総合的に治療にあたろうと思われた訳です。この患者さんの場合、軽度な歯周病と進行中の虫歯が何本かあり、痛むたびにその箇所だけを治療しては保留するという形で現在まで経過していました。ところが今回は非常に真剣に治療に取り組む覚悟があると、いうことで「とにかく見栄えも綺麗な状態を維持したい、根気よく治療して自然な歯の状態を維持しようと考えている。期間も余裕を持って考えてるし、費用もそのために貯めてきた。他の歯医者も紹介されたが、自分のことを気に掛けて、適切なアドバイスをしてくれていた先生にお任せしたい」ということで、私が以前治療の進め方や健康管理面などでアドバイスをしていたのを気にとめていただいていたようです。そしてよくよく話を伺うと、3年前からそう考え無理なく治療をはじめられる時期を待っていたのだということでした。

歯科診療・治療に市場競争があっていいのか?
もちろんこの患者さんの仕事の事情などはよく把握していますので、出来るだけ負担のかからないようにスケジュールを立て、治療にあたることになりました。
今回の患者さんの場合、身近なところで健康面に支障をきたしてしまった方がおられて、自身の健康管理に積極的な考え方をもたれたわけです。
最近歯科医も自費治療に関しては料金に格差があり、ある意味競争的な治療提供を余儀なくされているケースもありますが、それに関しては私個人、疑問に思います。本来歯科医は患者さんの最善を尽くした治療にあたり、健康維持に貢献するべきだと思います、その上であらゆる要望に対応し応えていくべきだと思うのです。
現在の日本経済は未曾有の不況下にあり、デフレスパイラルという状態が進んでいます、過去に例のない物価の下落で何もかもが「安くなければならない」という、誤解とも取れる価値基準が蔓延しているように感じます。歯科診療も確かに自費治療面においてはその料金は決して安くはありません。しかし市場競争を前提とした商品やサービスとは目的も提供技術も全く異なる「治療」であるという認識を医師の側も患者さんも忘れてはならないのです。審美治療のケースでは患者さん側も料金、値段ばかりを気に掛けるのではなく、自身の健康管理のために、また精神的なコンプレックス解消などの問題も含めて十分に信頼できる歯科医に相談し最善を尽くした治療を受けていただきたいと思います。

 
   

 
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何を優先するのか、自覚なしで歯の健康は守れない
こんにちは、院長の丹田です。夏も終わり、このコーナーも今月でちょうど一年目の連載となりました。
今までの連載でその時思っていたことや歯科診療に関する考察をテーマ別に取り上げてきましたが、この一年間で皆様より数多くの反響をいただいており、特に歯の健康状態を維持する事には総じて関心の高いことがわかりました。しかし中には何を優先的に考えているのかはっきりせず、治療の方向性を決めかねている、または迷われているという方もおられます。特に審美的な治療について、患者さんだけでは判断できないという場合が多く、沢山の意見をいただきました。そこで今回は「歯を白くしたい」という要望があった時の実例などを検証しながら、お話を進めたいと思います。
歯を白くするという目的は同じでも治療法によって何を優先するかが異なる
ここから先は実例に基づいての内容ですので、プライバシーに関わるような部分は割愛させていただくとして、なるべく詳細にお話しします。

Aさんの場合
比較的軽度の虫歯治療で当院を訪れた女性の方で、治療も数回の通院で終わる予定だったAさんは、治療が進むにつれて「最近歯の着色が気になりはじめたので、何かよい治療法はないでしょうか?」と当院の女性スタッフに相談を持ちかけました。Aさんの歯の症状や、元々の歯並びの良さなどから検討するとホワイトニングが適しているのではないかということで、次のポイントを押さえながら説明しました。ホワイトニングの他にも歯の表面を薄く削り、人工的に加工したセラミックを貼り付けるラミネートベニアという治療法もありますが、今回は自身の健康な歯を削る事には抵抗があるとの事で、ホワイトニングを選択されました。

  1. 健康な状態の前歯を中心に薬剤を使用して歯を白くする治療法であること。
  2. その治療法はFAPホワイトニングという方法で、虫歯予防にも効果的であること。
    FAPホワイトニングについては別ページ詳細をご参照ください。
  3. 自身の歯を白くするが、着色するわけではないのでその結果には個人差があること。
  4. ある程度の期間白さは持続するが、自然歯なので着色の後戻りがあること。
  5. 白さを持続するには定期的にホワイトニングを行う必要性があること。

以上のようなポイントをふまえて説明したところ、自分の健康な歯を出来る限り白くできれば十分であるということで、FAPホワイトニングを行いました。ホワイトニングは数回に分けて治療を行いますので徐々に歯の色が白くなります。このためその白さの状態が自分ではわかりにくいという方もおられますが、客観的に(他の人などに見比べてもらうと)見ると治療前との差がよくわかるものです。
Aさんは自分の健康な状態の歯が更に綺麗になり、満足されました。この時Aさんは「今の歯はせっかく健康な状態にあるのだからそれは維持したい。だから求める白さは人工的に着色したような極端な結果でなくてもいい」ということで、ご自身が何を優先するかがはっきりとしていました、だからこそ満足のいく結果が得られたと言ってもいいでしょう。
この例のように何を優先するのかを自覚していれば、そこで的確な判断ができるわけです、どのような事に対しても自分なりの結果を示すとき、それを自覚しておく必用があると思います。様々な治療を行うとき、当院ではカウンセリング患者さんの要望を的確に判断できるよう心がけておりますので、満足のいく結果が得られるよう、患者さんご自身もご協力ください。

(2002年8月31日)
   

 
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電動歯ブラシについて考えてみました
こんにちは、院長の丹田です。先日何気なくテレビを見ていると、電動歯ブラシについての話題が取り上げられており、職業柄見入ってしまいました。
内容はと言うと、数ある電動歯ブラシのメーカーごとにその磨き方の特徴や機能性、価格などについて検証しながら、どの製品が優れているのかというようなロードテスト的な構成となっていたのですが、日頃から口腔内の疾患や予防に関して専門的な立場と見地から向かい合っている歯科医師としては、その検証方法や、電動歯ブラシに対する優劣の決め方に疑問を抱かずにはいられませんでした。
特に気になったのが、優れた製品という完成度と、使用する人間側の道具としてのとらえ方を混同しているようで、これは解釈を間違えるととても危険な事だなと思いました。

いくら優れた道具でも使い方次第
当院を訪れ、虫歯や歯周病の治療を行う患者さんの中にも最近では電動歯ブラシを使用してるという方が沢山おられます。そして大抵の場合電動歯ブラシを使用している患者さんは歯磨きについては他の人以上に気を使い、自分の歯のケアについては意識的に考えているという事なのですが、客観的に見ていざ診察してみると結果は惨憺たる場合が多いのです。
まず、本人の意識していない歯周病が発症している可能性が非常に高く、歯間部分や奥歯などに虫歯の症状がある患者さんも多く見受けられます。これ以上悪化しないように予防しながら治療にあたることが大切なのですが、当院で実施している歯磨き指導を拒否される方もいるのです。その理由は「自分は電動歯ブラシを使用しているので、普通の歯ブラシでの磨き方は参考にならない。普通の歯ブラシよりは確実に磨けている」とのこと。「それでは現在使用中の電動歯ブラシを持って来てください、その歯ブラシに合った磨き方を適切に指導します」といったやり取りになるわけですが、まず電動歯ブラシを持ち込んで、磨き方の指導を受けようという方はいません。
それはなぜなのか?共通して言えるのは道具を過信しているということだと思います。
確かに最近の電動歯ブラシの性能は向上し、正しく使えば効率よく、しかも効果的に歯磨きを行い、虫歯や歯周病の予防にも有効だと思います。
しかし、見落としてはならないのは「いくら優れた道具でも、真価を発揮するもしないも使う人次第」だということです。
電動歯ブラシの価格は普通の歯ブラシに比べると非常に効果であり、それを作ったメーカーも研究を重ね、実験など色々な努力を重ねて効果の程を確認していると思います。だからこそ、その扱い方も使用説明書などに目を通すと、メーカー特有の実践的な使用法が明記されており、その指示に沿ってきちんと使用すればそれ相応の効果は期待できると思います。
ところが実際に使ってみると、その振動や細かな動き自体に翻弄され、自分の手では不可能な機械的な働きだけで「磨けている」と錯覚してしまい、本来の正しい使用法を忘れて、自分本位に道具本来の能力を発揮しないまま使い続けている人が多いのです。このような問題は歯ブラシだけにとどまらず、人間が今まで以上に便利な道具を手にした時によく起こりえることだと思います。しかも技術の発達した現代では、道具の性能に人間が追いついていけないのが事実かもしれません。
考えなければいけないのは「どう使うか」ということです。せっかく高価な道具を手にしても、それの使い方を誤って、歯周病や虫歯を発症してしまったら意味がありません。当院では一般的に普及している普通の歯ブラシを使ったブラッシング指導を行うと共に、電動歯ブラシについてもその特性に合わせたブラッシング指導を行い、予防的見地から道具とうまく付き合っていくことを考えています。
「自分は電動歯ブラシだから大丈夫」と過信する前に、正しく使えているかどうかをチェックすることも必用ではないでしょうか。

(2002年7月31日)
   

 
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医師の立場から考える
患者さんにとって適切な治療の進め方

先月は他の医院で治療された後、その治療に違和感を憶えて当院を訪ねて来られた患者さんのお話をしましたが、ページ更新後に数人の方から「私も同じような思いを
したことがあるのだが、うまく対応できなかった」という内容の問い合わせをいただきました。
患者さんにとって適切な治療とは何かということを考えてみると、患者さんの側が医師に求めていることと、医師が患者さんの状態を考慮し検討した治療方針や治療内容が、必ずしも一致するものではないという事実があり、それがギャップとなって患者さんが医師に対して不信感を抱くような結果に結びついているのではないかと思うのです。
そこで今回は、医師の立場から考える、患者さんにとって適切な治療の進め方とはどういう事なのかを検証してみたいと思います。

よりよい治療を行うためには相互理解が不可欠
例えば患者さんから「仕事をしているので出来るだけ早く治療して欲しい」というのはよくある要望です、それでは医師は患者さんのその要望だけを聞き入れ、短期間での治療に当たるべきなのかというと、そうではないのです。それはなぜか?
まず患者さんは自分の歯の状態(歯周病などを含める口腔内の状態)を専門的にどの程度の症状なのかということを判断できません。そこで専門家である医師は患者さんの口腔内の状態を診断し、適切に把握しなければならないと同時に、どのような処置をすれば最善の治療を行い、状態を回復することが出来るかを的確に説明する必要があります。
当院ではどのような治療においても、まずカウンセリングで相互理解を深め、予防的治療を基本に患者さんの要望を把握し、治療に当たることを心がけていますが、ここで大切なのは「カウンセリングとは双方向のコミュニケーションである」ということです。

患者さんは・・・

・痛くなく
・きれいに
・早く
・治療後の違和感のないように

と、治療にあたる医院・医師に対して、出来るだけ自身の身体や生活などに影響が少なくてすむように要望を示します。例えば虫歯一本でも状態が悪化していれば、その痛みや違和感からくるストレスを軽減したいと考えますし、出来るだけ痛みを伴わず治療し、治療も短期間で済ませたいと考えます。そして治療後は出来るだけ元の健康な歯の状態に近づけ、最低限のメンテナンスで状態を保持したいと考えるものです。

かたや医師の側からは・・・

・それ以上の進行を防止するため最善の処置方法を勧め
・適切な治療を行う
・そのためにはリスクも生じることを理解してもらい協力を要請する

といった、治療を行う者の立場からのエクスキューズが必ず発生します。
つまり患者さんは自分の身体の健康的欲求を出来るだけ負担なく実現しようと考え
、医師は専門的な見地から一番リスクの少ない方向から治療方針や治療の進め方を提案しようとし、それを伝えようとするわけです。
この時点で患者さんと医師のコミュニケーションがうまく作用していれば、お互いの主張と歩み寄りとのバランスが取れ、治療はよい方向に向かうはずなのですが、どちらかの一方的な主張が強調されてしまうと、双方満足のいく結果が得られなくなってしまうのだと思います。

医師と患者、双方が理解しておくべきポイント
それでは実際に医師と患者さんとの間で適切な治療の進め方を探り、検討していく上でお互いに理解しておくべきポイントとは何かを提示してみたいと思います。医師側の基本的な見解を理解していただければ、カウンセリングの際にも満足のいく結果が得られ、安心して治療を受けることができると思います。

  1. 治療を必要とする以上、リスクもある程度想定し自分で判断する。
  2. 治療の進め方、治療法などに納得したかどうか。責任を負うことも大事です。
  3. 痛くなく、きれいに、早くという基本的な要望がありますが、口腔内の状態や症状、進行の度合いによって必要になってくる処置が違うことを理解する。
  4. 生体の反応を見て判断しなければ的確な治療は行うことは困難。経過観察のためにも短期間で治療が終わらない事もある。
  5. 術前には予測不可能なこともあり、治療が当初の計画通りに進むとは限らないことも認識しておく。
  6. 医師側からの説明を聞くだけでなく、消化することも大切。治療の専門的なメカニズムなどはわからなくてもメリット、デメリットは理解できるはずです。

いかがでしょうか、患者さんの立場からは見えなかった要素も意外と多いことに気付いたと思います。
このようにまず、医師・患者さんが相互理解を深め、お互いの立場と考えを知ることから最善の治療が始まるのだと思います。わからない事や不安な点などはどの段階においても解消し、治療を進めることで、満足のいく結果を得ることができるでしょう。

(2002年6月27日
   

 
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患者さんにとって適切な治療とは何か?
今年の春は桜も早咲きで、あっという間に桜前線が北上しましたね。花見の予定を立てる間もなく、気付いてみたら桜はすでに散っていたとか、慌てて準備をして何とか毎年恒例の花見はしたという方も多いのではないでしょうか。
この季節、新社会人・新入学生の姿がやたらと目立つのも花見ととも恒例で、当医院の患者さんの中にもそんな人を見かけることがちらほらとあります。
先日当院に治療に来られた患者さんもそんな一人で、どうやら最近この近辺に引っ越して来られたご様子、受付でもちょっと緊張気味に「ホームページでこの医院を知ったのですが、自分の歯の状態をまず説明し、相談した上で治療を進めていきたい」との申し出。
当院が重視しているインフォームドコンセントについて、すでにホームページを参照されているようでした。では早速要望をお聞きしましょうということで、治療をはじめる前に患者さんにカウンセリング行うことに。しかし、お話を伺っているとその患者さんは私が思っていた以上に重大な問題を抱えていたのです。

過去の苦い経験 〜信頼し治療を受けたが〜
その患者さん地元は大阪ではないとのことでしたが、何年か大阪に住み、生活にも慣れてきたころ、忙しくなる前に出来ることは今のうちにやっておこうという、大変賢明な考えで、症状が進行していた虫歯の治療をはじめたそうです。治療をはじめるにあたって、友人や知人などに、いい歯医者はないかと相談を持ちかけ、とある人の紹介で大阪市内の歯科医院で治療を進めたそうですが、そこで問題が起きたというのです。

要望を伝える・受け止める事の重要性
当初虫歯の治療を保険の範囲で考えていたそうなのですが、医師の意見では「虫歯の進行がひどく、冠を被せることになるが、保険の範囲では見た目も悪く、長持ちさせる事や審美的な面からも自費治療の白い冠にしたほうがいい」と進められ、悩んだそうです。その結果、知人の紹介という事や、医院の規模などからも信頼できるのではと思い、治療を決断すると、その日から治療が始まり、比較的短期間で治療を終えられたそうです。この時点までは治療してよかったと満足されたそうですが、その後が問題でした。
帰宅途中、治療したばかりのその歯に違和感を憶え、鏡で見てみると冠と歯ぐきの間に隙間があることに気付き、これはおかしいのではと感じ、すぐさま問い合わせてみると「まだなじんでいないのでは?」という返事が、それでもおかしいと思い医院をたずねて診てもらうと「歯ぐきのぎりぎりまで冠で覆うとそのわずかな隙間から虫歯が再発するおそれがある」という、どうにも納得のいかない答えが返ってきたというのです。
不安になった患者さんは近くの医院を訪ねて相談したらしいのですが、「自分で治療したわけではないのではっきりした事はわからない」「覆っている材質がセラミックなら大丈夫なのでは?」とここでも心もとない返答しかなく、とうとう歯科医に対する不信感ばかりが強まっていったそうなのです。

私の方からは具体的にどこの医院で治療したのかは聞きませんでしたが、治療したのがどこの医院であれ、治療を開始するにあたって、患者さんの口腔内の状態を適切に把握し、それを患者さんにわかるように説明した上で治療にあたらなかった医師の側にも重大な問題があると思うのです。
患者さんは虫歯しか意識していなくても、医師の立場からは虫歯の進行した要因を追求し、関連疾患(歯周病など)の影響はないかなど、あらゆる角度から治療の方向性を検討しなければ、患者さんにとって適切な治療は行えないと思います。
私は患者さんが抱えられていた問題の一つ一つを解きほぐし、まず歯科医療に対する不信感を和らげ、解消しなければよい結果は得られないと思い、カウンセリングを丁寧に行い、治療法や治療の方向性などについて説明して当日は口腔内の検査にとどめました。
次回患者さんが来院されたとき、治療に踏み切るかどうかの最終判断は患者さんに委ねることになりますが、治療を進められる時は医師として最善を尽くし、患者さんにとってより適切な治療を行いたいと思っています。

 

(2002年5月19日)
   

 
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治療内容のページを拡張しました。
みなさんこんにちは院長の丹田です。以前このコーナーでお伝えしていたように、治療内容のコーナーを拡張するための準備に入り、掲載内容をまとめていました。そして今回ようやく審美治療のページを拡張し、ホワイトニングに関する情報をご案内しております。
紹介している「FAPホワイトニング」は以前このコーナーでも取り上げた(バックナンバー「審美歯科治療の役割と可能性を考える」参照)ことがあるのですが、歯の表面を強化し虫歯予防にも効果的であり、当院としてもその効果に注目している最新のホワイトニング治療です。
FAPホワイトニングに関する詳細は「治療内容」→「FAPホワイトニング」のページでご案内していますので、歯の変色でお悩みの方、白く美しい歯にしたいとお考えの方はぜひご覧下さい。

新規ページ拡張について
今回は治療内容のコーナーの一部を拡張しましたが、丹田歯科ではこれからも皆様のご意見やご要望を反映しつつ、当院としても治療に対する取り組み方や方針など、既存のありかたに囚われることなく、よりよい方向性で皆様にご案内、ご提示できるように務めていきたいと考えております。
十分に検討した結果情報としてまとめ、このホームページで開示していますので、ご案内するまでに少々時間が掛かることもありますが、何卒ご了承下さい。
これからも治療内容等、ページの拡張を行い、充実した情報をお届けしていきたいと考えております。

(2002年4月15日)
   

 
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よりよい診療を行うために
 みなさんこんにちは院長の丹田です。2002年の幕開けとともにこのページのリニューアル計画をたてて、早くも一ヶ月が経過してしまいました。今月になってようやくリニューアルの構想がまとまってきて、治療内容のコーナーを拡張するための準備に入り、掲載内容をまとめているところです、近々最新情報とともにお届けする予定ですので、もうしばらくお待ちください。

 治療内容のコーナーを拡張することも含めて、皆様方にお伝えしたいのは、日頃からの予防意識の重要性や早期治療による治療の重要性です。新しく追加予定のページでもこの切り口からインプラント治療や審美治療などについてご案内する予定です。

治療の進め方、診療予約について解説したページを追加します

  日頃診療を行っている中で、皆さま方からよくご質問やご相談を受ける、治療の進め方や診療の予約などについて、次回更新時にご案内を追加したいと考えております。これから診療を受けようと思っている方、現在治療中の皆さまにもご理解いただき、よりよい治療を行っていきたいと考えております。

(2002年2月28日)
   
 
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今回は一緒に楽しく働いてもらえるスタッフの募集です。
 みなさんこんにちは院長の丹田です。ついに2001年も終わり、また新たな年を迎えることになりました。当院でも2002年からの新たなスタートを切るために、前年度を振り返り、治療体勢の改善や院内設備の整備、本ホームページの拡張など、よりよい治療を行うための準備を進めています。それを機に当院スタッフの募集も行うことになり、今回はこの場をお借りして受付事務スタッフの募集告知を行うことにしました。私たちと一緒にいろいろな患者さんと接しながら楽しく働いてみませんか?

歯科受付・受付事務スタッフ募集!

募集 歯科受付・受付事務(1名)
仕事内容
来院される患者さんと治療にあたる医師との間で、円滑にスケジュールを管理し、情報の伝達、事務処理を行っていただきます。それに加えて患者さんの相談にのったり、ケアを行うなど、受付・受付事務は歯科にとって重要な役割の仕事です。
受付窓口での対応とパソコンを使用した入力業務等を主に行っていただきます。
応募資格
年齢20〜35歳位迄の女性の方で、当院まで30分ぐらいの通勤圏の方
※実務経験者優遇(歯科受付経験者・歯科衛生士経験者)
※他のサービス業で直接対人対応を経験したことのある人、臨機応変に柔軟な対人対応が出来る人。
応募方法
まずは電話またはE-mailでご連絡ください。
電話 06-6571-2313  E-mail info@tanda-dental.com
勤務時間
月曜〜土曜(シフト制、週休二日)
AM 8:30〜PM 8:30(休憩12:30〜2:00)
勤務地
〒552-0004 大阪市港区夕凪1-17-9
地下鉄:中央線 朝潮橋駅下車 徒歩7分
市バス:幹線60,88号系統、支線106号系統 夕凪バス停下車 徒歩2分
地図はこちらをご覧下さい。
給与・福利厚生
固定給 20万〜 (昇給有)交通費全額支給
労災・雇用保険・歯科医師国保
委細面談のうえご相談に応じます。

募集は随時受け付けておりますので、電話、E-mailでお問い合わせ下さい。おって面接日時などご相談に応じて決定させていただきます。
2002年も皆様にとりまして最良の年となりますよう、心からお祈り申し上げます。

(2001年12月27日)
   
 
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訪問歯科診療のページを拡張しました
 みなさんこんにちは院長の丹田です。早いもので今年も残すところあと一月となりました

今年はじめにこのホームページを開設し、当院の医院案内や治療内容などについての情報を皆様にご紹介していますが、それと同時に皆様方より様々なご意見・ご感想・お問い合わせなどもいただきました。特に治療内容などについては、未だに整理検討中の項目などもあり、皆様方よりのお問い合わせが多くあり、準備の参考になる意見や質問などもいただきました。
その中でも気になっていたお問い合わせが「往診はしてもらえないのだろうか?」というもので、この問題に関しては当院も早急に内容をまとめたページを追加しなくてはいけないと考えており、今回の更新でその内容をまとめたページをメインメニューに追加しました。
港区は高齢者の方が多く、そのご家族の方などから主にお問い合わせをいただいておりましたが、今回追加した「訪問歯科診療」のページでは、治療の内容以外にも日常的なケアなどについての情報も取り入れておりますので、参考にしていただければと思います。また「訪問歯科診療」のページ内には訪問診療に関する問い合わせフォームも設置していますので、お気軽にご利用下さい。

それでは、これからも皆様方のお役に立てる情報提供を行っていけるよう頑張りたいと思いますので、これからも丹田歯科のホームページをよろしくお願いいたします。
寒い日が続きますが、皆様風邪を引かないようにお気を付け下さい。

(2001年12月1日)
   
 
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審美歯科治療の役割と可能性を考える
 みなさんこんにちは院長の丹田です。すっかり秋も深まり、今年も残すところあと二ヶ月となり、あっという間に一年が終わろうとしています。ついこの間まで、ついに2001年、21世紀の始まりだなと思っていたのですが、時が経つのは早いもです。

 二ヶ月ほど前、ある患者さんが久しぶりに当院を訪れました。その患者さんは今年で24才になられる女性の方で、私の医院で最初に診察したのは彼女が中学生の頃でした。そのころは虫歯の治療のため一月に3〜4度、学校帰りに当院を訪れていました。当時彼女はテニス部に所属していたようで、制服のスカートの下にエンジ色の体操服を着たままだったりすることもあり、「なんちゅうカッコしてんねん」などと私が軽く言うと、「着替えてる暇もなかってん」と日焼けした顔で無邪気に笑っていたのを思い出します。そんな彼女も三ヶ月ほどで虫歯の治療を終え、それからは歯の健康状態も良好に維持していたようで、姿を見かけることも無くなっていました。

 約10年ぶりに彼女が当院を訪れた時には、あまりの成長ぶりに、最初は誰だか気づかなかったぐらいでした。彼女の名前におぼえがあり、さりげなく「テニスしてたよね?」と聞いてみると、私が彼女の部活動までおぼえていた事が意外だったらしく、懐かしさとともに嬉しさもあり、10年ぶりとは思えないほど当時のことが鮮明に思いだされ、あの頃は麻酔の注射が怖かったとか、足を捻挫して治療をしばらく中止したことがあったなどと話が弾みました。
 しばしの思い出話しの後、今回の治療目的を聞いてみると、特に歯が痛むとか虫歯があるということはなく、10月に結婚を控えていて、その事情で引っ越さなければならず、その前によく知っている歯医者に現在の歯の状態を検査してもらいたかったとの事。私はその彼女の要望を聞いて、歯の健康に対するこの意識の高さが、中学生で治療を終えて以来、特に問題もなく今まで歯を健康な状態で維持できた一因であると思い、その事を彼女に説明しました。彼女自身もせっかく最低限の治療で済んだのだからその状態を維持したいと思い、当時からかなり歯には気を使っていたそうです。
 そしてもう一つ、以前から気になっていた悩みがあるそうで、生まれつき歯に着色があり、どうにかならないものかと思っていたそうです。彼女曰く「結婚する前に悩みを解消して新たな気持ちでスタートしたい、結婚してしまったら自分のことどころではなくなるので今のうちにと思って」ということですが、男女問わず歯の変色については多くの方が悩んでいますし、彼女のように結婚前にきれいにしておきたいと思うのは女性ならではのデリケートな問題でしょう。

 彼女のように歯並びがきれいな状態でも、その色が気になるという場合は多くあり、当院でもホワイトニング、ブリーチングという治療を行なっています。その治療にもいくつかの種類があり、医院で行うオフィス・ブリー