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こんにちは院長の丹田です。3月末から4月にかけて少々ぐずついていたお天気ですが、気がつけば街路や公園、近所の川沿いの遊歩道などでは桜が満開となり、春風にちらちらと美しく花びらが舞っています。毎年この季節になると新入生や新社会人の方々のフレッシュな姿が目に掛かり、出会いあり、別れありの区切りの季節でもあることを実感します。
当医院でも、この度ドクターの辻先生と歯科衛生士の御厨(みくりや)さんが新しいスタートを切る事となり、医院を退職されました。お二人ともそれぞれ事情は違いますが、今まで通りポジティブな姿勢で、きっと新しい環境でもご活躍されることと思います。また、新たに歯科衛生士の川尻さんが当院のスタッフに加わり、患者様のケアにご協力いただいています。
今回はお世話になった皆さまへのご挨拶も兼ねて、辻先生、御厨さん、川尻さんからのコメントをご紹介いたします。 |
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| 歯科医師 辻 妙子 |
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一身上の都合で3月末で退職することになりました。丹田歯科では約3年間非常勤、その後1年間常勤としてお世話になりました。
この4年間はとても楽しくお仕事させていただきました。院長をはじめ、スタッフの皆さんには親切にしていただき、また患者様にも恵まれた事を感謝しております。
丹田歯科医院は常に患者様側の立場を考えコミュニケーションの多い医院というのが印象的でした。来院される患者様は明るく親切な方が多く、診療中でも笑いがよく起こります。このようなアットホームな雰囲気が大好きでした。これからも人とのつながりを大切に、そして技術向上のためにも、日々精進したいと思っています。お世話になった皆さま、本当にありがとうございました。 |
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| 辻先生はまだお若いですが、きっといいドクターになれると思います。とにかくまじめで、また非常に勉強熱心な方でした。いつも患者さんに対して一生懸命に接していた姿が強く印象に残っています。実家が歯科を開業されているので、今後はそちらでご活躍されることになります。退職が惜しまれるドクターですが、新しい環境下でも頑張ってください。 |
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| 衛生士 御厨 伸子 |
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この度丹田歯科医院を退職することになりました、歯科衛生士の御厨伸子です。院長をはじめ、私を支えてくださったドクター並びにスタッフの皆々様方には大変お世話になりました、本当にありがとうございました。
思い返せば笑いあり、涙ありの数年間でしたが、私にとってかけがえのない経験となりました。丹田歯科医院で学ばせていただいたことは、自分の宝にして、今後も励んでいきたいと思います。
丹田歯科医院に来られる患者様はとても気さくで楽しく、いつも暖かく接してくださり、いつまでも忘れることが出来ません。そして長い間歯茎の治療を私と一緒にさせていただいた患者様、お別れするのはとても寂しいですが、これからも頑張ってくださることをお祈りします。いつまでもお元気で…。ありがとうございました。 |
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| 最初は助手のパートとして当院に勤務していた御厨さん。医療の現場で働き、医師や衛生士と接し自らも衛生士を目指して資格を取得されました。衛生士学校も大変優秀な成績で評価も高かったですね。おっちょこちょいな面もありましたが、その親しみやすいキャラクターで患者さんみんなに優しく接している笑顔が素敵でした。遠方に行かれますが、落ち着いたらぜひ歯科の現場に復帰してください。 |
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| 衛生士 川尻 治美 |
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私は以前歯の状態が悪く、物をよく噛めていないことが原因で、よく胃腸の具合を悪くして体調を崩していたのですが、歯の治療をきちんとしてからその状態が改善されました。この時歯の大切さを痛感したのですが、私のような思いをしている人やその兆候がある人、自分の歯を大事に出来ていない人にももっと歯の大切さを知ってほしい、そう思い歯科衛生士を目指しました。
丹田歯科医院には昨年の夏からアルバイトとして勤めさせていただいていましたが、今年の3月に衛生士試験に合格しました。4月1日から新たな気持ちで歯科衛生士としてお世話になっています。新米でまだまだわからないことが多いのですが、患者さんに信頼して頂ける衛生士になりたいと思いますので、よろしくお願いします。 |
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退職されたお二人も新スタッフの川尻さんも、新しい環境に慣れるまで少々時間も必要でしょうし、何かと戸惑い辛いこともあると思いますが、それは新しい何かを始める過程のほんの一部にすぎないので、その先にある希望を胸に邁進していただきたいと願っています。新生活に慣れた頃、いつもの笑顔で冗談交じりに皆さんのお話を聞くことを楽しみにしています。
私も現状に甘んじることなく、日々気持ちを引き締めてより良い医院の環境作りを心がけ、患者様に信頼と安心を寄せて頂けるように努力したいと思います。 |
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| (2004年4月6日) |
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皆さんこんにちは、院長の丹田です。このホームページも開設して今年で三年目を迎え、おかげさまで患者さんや関係者の方々には大変好評で、このホームページを見た方からお問い合わせや質問をいただくことも増えました。
メールでいただいたお問い合わせには私が直接お答えしており、治療の合間を縫ってご返答をしていますので、少々時間がかかってしまうこともあります。急を要するお問い合わせや質問などはお電話をいただいたほうがいい場合もありますので、お急ぎの方はご遠慮なさらずお電話ください。
治療した歯はどれくらいもつ?
メールでお寄せいただくお問い合わせや質問は、主に治療についてのご相談内容が多いのですが、その中でも割とよくある質問が「治療した歯はどれぐらいもつのか?」という質問です。やはり一般的に一番気になる事なのでしょうか。しかしこの質問にお答えするにあたっては、これから治療を始めようとしている方の歯に対する意識を少々変えていただかなければなりません。
なぜかというと、質問の意図するところが「治療した歯は何年ぐらいの耐久性があるのか?」というニュアンスの問いかけになっていることが多く、このような場合、自分と歯を切り離して考えてしまっているからです。
確かに虫歯などで歯を削ったり抜いたりすると、金属や樹脂、セラミックなどの人工物で埋めたり被せたりして欠損した部分を補います。患者さんの意識としてはこの時点で自分の歯ではなく「物」として治療した歯をとらえてしまうのでしょう。
しかしよく考えてみると、人工的に補った物でも、それは患者さんのお口の中で機能している歯に変わりはなく、自分の一部なのです。おわかりいただけるでしょうか。つまり物質的な耐久性だけで「何年ぐらいもちますよ」という答えにはならないのです。
治療した歯も「自分の一部」という認識を
物質の耐久性だけで考えると、その特性などから、例えばセラミックは、プラスチックや金属よりも硬い反面、ガラスのようにもろい、という一面があります。間違って石を強く噛んでしまった場合セラミックの部分が破損することもあります。セラミックを支えている金属は、通常の状況ではこわれません。ブリッジを支える土台の部分も金属で作ればこわれることは無いでしょう。通常自費のブリッジや冠の修復の場合、10年もつことを目標にして治療します。また、5年の保証期間を設けています。5年が長いか短いかは、人それぞれ思うところがあるかもしれませんが、歯のお手入れを継続できない方や、定期検診にお越しにならない方、もともとあまり良くない歯をやむなく修復した場合も含めて5年としています。自費のブリッジや被せは、確かに保険のものより長持ちする傾向があるようです。というように説明できるのですが、問題はその物質の耐久性だけにとどまらないはずです。
歯が駄目になるトラブルの多くが虫歯、歯周病、異常な噛み合わせ等によって起こる歯のダメージです。すなわち、材料としての物理的な耐久性と治療される部分の生物学的な耐久性の二つを考える必要があります。物として、材料的な優位性を考えるだけでなく、患者さんが治療した歯に興味を持ち、自分の一部として意識的に健康な状態を維持してもらえるようにメンテナンスを心がけ、大切にケアすることこそが、治療した歯を長くもたせる秘訣です。
歯を大事にする人と歯を酷使する人、お手入れができる人とできない人、歯に関心がある人と興味の無い人、歯を長持ちさせようと自分で努力する人と他人任せの人、良い悪いは別にして耐用年数に差がでてきます。
元々ある人間の歯も一生お口の中に残る場合もあれば、虫歯や欠損で無くなってしまう場合もありますね。治療した歯も同じです、何年もつのかというのは確かに気になるところですが、物としての歯ではなく、あなたの一部として、どれだけいい状態を保つかということが大事で、それは患者さん自身の歯に対する健康維持の意識に大きく関わってくる問題なのです。治療した歯も物としてではなく、自分の一部として、大事にいたわってあげましょう。
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| (2004年3月5日) |
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自分のお口に関心を持つことから予防がはじまる
皆さんこんにちは、院長の丹田です。2004年もすでに二ヶ月目、今年の冬は暖かい日が多くて、例年に比べると過ごしやすいような気がします。暖かいと表にも出やすくて活動しやすいですね、患者さんも通院が億劫にならずに済むので、そういう意味でも一概に暖冬だからといって悪い事ばかりではないですね。
当院は大阪市内にありますが、市内といっても特に大きな駅前にあるわけでもなく、大きな道沿いに面していますが、地理的に交通量も比較的少ない方だと思いますから、立地としては決して人通りの多い所に医院があるわけではないのです。しかし最近このホームページを見て来院される新規の患者さんが増え、中にはかなり遠方からの方もいらっしゃいます。
治療を始める前にカウンセリングなどで患者さんの特徴がだいたいわかるのですが、やはりこのページをご覧いただき、当院をたずねられた方の多くが、自分のお口に対する意識が高いように思います。このコーナーをはじめ、治療内容や基本情報で当医院が予防的側面から、自分の歯や口の中の状態を意識的に考える事の重要性を訴え続けている事をご理解していただけた結果からだと思うのですが、今回はもう一歩踏み込んで、当院が患者さんにお渡ししている診断データについてお話ししましょう。
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左の写真のコンピューターが、患者さんの診断データを管理保管し、治療に役立てるための資料制作などまで行えるシステムで、当院では昨年の10月に現在の最新システムDentalXを導入しました。
従来から診察データやレントゲンのデータなどの管理保管には、積極的にコンピュータシステムを活用してきましたが、それには効率的な側面の他に、治療の進行状況などにも柔軟に対応でき、診断データの更新も常時可能だという管理的な要素もあり、貴重な臨床データとしての活用を積極的に行っています。さらにこのシステムで管理されたデータは医師の側だけで参考にするだけでなく、虫歯診断書、歯周診断書、治療計画書など、患者さんにもわかりやすくまとめられた内容で、すぐに資料制作が可能で、当院でも初診の検診データとして、患者さんにお渡ししています。
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| 歯科治療が予防を含めて成功するかどうか。患者さんが自分のお口の状態に興味を持つかどうかがキーとなります。 |
この資料によって、患者さんは自分のお口にどのような問題があるのかを意識的に確認することが出来ます。資料は虫歯や歯周の状態、治療計画など項目ごとに説明と図表、写真などで分かりやすく構成されているので、医師からの説明だけではイメージしにくかった、自分のお口の状態が把握しやすくなるはずです。
虫歯など痛みがあれば、自発的に歯の状態を意識しやすいわけですが、痛みや大きな変化がないと、なかなか興味が向かない(お口の健康状態を意識的に考えない)場合が多いと思います。当院がお渡ししている患者さん別の資料は、患者さんが自分でお口の健康状態を考えるときの参考資料として活用してほしい、意識的にお口の状態に興味を向けて欲しい、という思いもあって作成、お渡ししています。
このように患者さんに自分のお口の状態に興味を持っていただく事が予防を含めた歯科治療成功の鍵となります。
この資料は患者さんにお渡しするだけでなく、 私たちも積極的に臨床データとして活用し、治療にあたります。また治療直後だけでなく、治療後もきちんと患者さんのお口の状態を把握できるよう、データを保管活用し、永続的にいい状態が続くよう努力しています。患者さんと医師が協力して、お口の健康を維持する事が大切ですね。
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| (2004年2月4日) |
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DRY
MOUTH(ドライマウス)・口腔乾燥症
みなさんこんにちは、院長の丹田です。12月に入ってすっかり寒くなり、外出すると風も冷たく感じる事が多くなってきました。空気も乾燥気味で風邪を引きやすくなっているのでご注意下さい。
乾燥すると言えば、最近多いのが「口腔乾燥症」という症状で、唾液の分泌が悪くなり、文字通り口の中が通常より乾いた状態になってしまうのです。この症状の特徴は、口の中が完全に乾くわけではないので、本人が自覚しにくいということです。しかし自覚しにくいからといって楽観はできません。放っておくと歯周病や虫歯、口臭の原因になるだけでなく、不眠症やストレスなどを招く場合もあるのです。
「口腔乾燥症」を引き起こす原因は何か?
「口腔内乾燥症」になってしまう原因ですが、以下のような場合に症状が発生しやすいのです。思い当たる事があれば要注意、医師に相談してみるなど対策を考えてください。
- 口呼吸・・・・・鼻だけで息ができない。
- 加齢・・・・・・年を取ると唾液の分泌が少なくなる。
- 薬物の副作用・・高血圧や安定剤、アレルギーの薬によるもの。
- ストレス・・・・緊張して喉がカラカラになった経験がないでしょうか?
- その他・・・・・糖尿病など全身的疾患やアルコールの摂取、喫煙などよるもの。
「口腔乾燥症」の症状と唾液の重要性
「口腔乾燥症」の症状と唾液の重要性 乾燥症が進行して徐々に症状が現れます。以下の様な経験がありますか?有る方は要注意です!
- よく喉が乾く
- 咀嚼(そしゃく)がしにくい
- 味覚に変化があった
- 舌がヒリヒリと乾く
- 口の中が熱い感じがする
- 朝起きたとき、口の中がヌチャヌチャとした感じになっている
他にもいくつかの症状がありますが、意識すれば比較的に自覚しやすい症状です。 口腔内が乾燥するということは、当然唾液の分泌が少なくなっているということです。唾液には酵素の働きで消化を助ける役割や、虫歯や歯周病の原因菌をやっつける抗菌効果があり、口の中を中性に保つ大変重要な役割があるのです。この唾液が少なくなることによって、口の中が酸性状態に至りやすくなります。すると唾液の抗菌効果は当然低下しますから、知らず知らずに歯の付け根あたりが痛くなってきたり、いつも通り歯磨きをしているのに虫歯が増えてきたりと、だんだんと口腔疾患が進行してしまうわけです。
また、口の中が乾燥することで風邪を引きやすくなったりしますし、喉が渇くことによって過度にのど飴などを食べて、ただでさえ抗菌力の低下した口の中が糖分でベタベタになり、虫歯になりやすい環境を作ってしまいがちです。
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唾液の分泌を改善するには
唾液の分泌をよくするには、まず唾液腺を刺激するということが基本です。では唾液腺とはどこにあるのか?これは意外と知らない人が多いと思いますが、ほっぺたの内側にあります。梅干しを見ると反射神経で唾液が出てきますね、これが一番わかりやすい確認法かもしれません。
梅干しを見て唾液が多量に出てくるのは、反射作用で唾液腺が刺激されたからと考えられます。では何らかの外的要因で唾液腺を刺激すれば当然唾液の分泌を促進できるというわけですが、一番簡単な方法でおすすめなのが歯磨きのブラッシング方法を工夫することです。
まず、歯を磨くとき使用する歯ブラシですが、これは当院でも取り扱っている「タフト24」というのが毛先の堅さも種類が豊富ですし、唾液腺を刺激するのに適したヘッドの形状をしていておすすめです。
磨き方ですが、歯を磨くときに口を閉じて歯ブラシのヘッド部分がほっぺたの内側に当たるようにしてやることで、自然に唾液腺が刺激され、唾液の分泌を促進させます。これを日常的な歯磨きの中に意識的に取り入れてやることで、持続的な効果が期待できるわけです。また、当院では歯磨き粉についても「ブレスクラブ」という歯周炎、歯肉炎、口臭予防に効果的なものを使用し、加えて「デンタルK」というアロマオイルの併用をおすすめしています。使い方は普通の歯磨き粉と同じですが、歯ブラシに歯磨き粉を付けた後、アロマオイルを一滴垂らすのがポイントです。こうすることで清涼感が増すばかりでなく、アロマオイルの成分によっては歯周病予防などにも効果的なのです。
当院でも歯周病予防のためにと、何人かの患者さんにこのブラッシング法と歯磨き粉、アロマオイルをおすすめしました、すると使用後1〜2週間経った患者さんから「口の渇きが治った」「唾液の量が増えたみたい」と唾液の分泌促進にまで効果があるのではないかという、報告を受け始めました。
それから以前このコーナーでお話しした「パタカラ」という器具があり、この器具を使った口腔筋機能療法(MFT)によって、口腔周囲筋を刺激することによって唾液の分泌を促進させる効果があります。
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今回話の中で出てきたブラッシング法、歯ブラシ、歯磨き粉やアロマオイルの使用法などについては、東京の宝田先生、静岡の川邉先生に教えていただいた情報を元にして、当院でも治療や患者さんのケアに取り入れています。
また、以下のURLは今回取り上げた歯ブラシや歯磨き剤、パタカラなどに関する関連リンクとなっています。ご参照下さい。
●タフト24に関するページ
●ブレスクラブについて
●パタカラについて
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| (2003年11月17日) |
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AAPミーティングに参加してきました。
皆さんこんにちは丹田です。去る9月20日から24日までの日程で、サンフランシスコのコンベンションセンターにて開かれた、AAP(アメリカ歯周病学会)のミーティングに参加してきました。
このミーティングは年に一回アメリカ国内で開催され、本国アメリカの、歯科医師や歯科関係者、医療機器メーカーなどが集い、日本からも多くの歯科医師が参加し、様々な研究発表や講演、レクレーションなどが行われます。
今回私は臨床歯周病学会のAAPツアーに参加し、この会に出席。大学院時代に研究テーマにしていた「セメント質形成に伴う血管形成」に関するデータを提供する形でポスターセッションに参加しました。このポスターセッションとは、研究成果や報告などを、ポスターにして張り出し、閲覧してもらい、質疑応答するという形式で行われます。下の写真がその最中の一枚で、今回一緒に出席していただいた、信藤先生(吹田市で開業)とのツーショットです。
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開催期間中、実に様々な分野での講演や発表があり、私も色々と見て回りましたが、中でもインプラント治療に関する発表や、再生治療などをテーマとした発表やブースは大勢の人が詰めかけており、先端医療に対する関心の高さが伺えました。
日本とアメリカでは医療を取り巻く制度や環境、医師や患者の意識にも違いがありますが、改めて医療先進国アメリカの医療技術のレベルの高さと、人々の関心の高さを感じました。
もちろん様々な分野で日本の医師や研究者、技術者も世界トップクラスの成果や報告を発表してます。関係各位の努力により、これからもますます医療技術は発達していくことと思います。我々医師も日々勉強を重ね、患者さんに最善の治療を行えるよう努力していかねばならないと強く感じます。
またこのような機会があれば積極的に参加したいと思っています。今回一緒にミーティングに参加した先生方、お疲れさまでした。次の機会もよろしくお願いいたします。
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| (2003年10月6日) |
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RECRUIT 丹田歯科医院ではスタッフを募集中です。
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インプラント治療について
大切な歯を失った時、治療の選択肢の一つとして、インプラント治療を受ける方が増えてきました。インプラント治療は自分の歯に近い感覚でよく噛むことができ、症例によっては、歯を自然で美しくすることができます。インプラント治療については、2001年10月のレポートでも取り上げていますが、今回はよくお問い合わせをいただく質問や、インプラント治療の長所、短所などをまとめてみました。
しかし、インプラント治療は、誰でもできるわけではありません。患者さんの健康状態や顎の状態などによって、決まってきます。
また、長い間にわたってインプラントの機能を維持するために、確実なブラッシングと定期検診が必要です。治療後もしっかりとケアを心がけることが、美しく、きれいないい歯を守るポイントです。
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インプラント治療はこんな方におすすめします。
- 一番奥の歯が抜けていて、ブリッジができない
- 抜けている歯の数が多く、ブリッジでは支えきれない
- ブリッジをするために健康な歯を削りたくない
- 審美的に入れ歯を使うのに抵抗がある
- 入れ歯の着脱がわずらわしい
- 入れ歯が気持ち悪くて装着できない
- 入れ歯が合わなくなった
- 交通事故の外傷などで歯を失ってしまった
インプラントの短所
- 歯肉を切開する手術が必要(外科手術によるリスクを伴う)
- 費用がかかる
- 体質や健康状態、顎の骨の状態によっては治療できない場合がある
上記のような短所があるのですが、下記のような長所もあり、インプラント治療を受ける方が増えてきているのだと思います。
インプラントの長所
- 入れ歯のような違和感がない、自然な感じ
- 自分の歯のように安心して噛める
- 入れ歯でよくある味覚の低下がない
- ブリッジ治療のように隣の歯を削る必要がない
- 残存歯が少なく、入れ歯が安定しない場合でも、インプラント治療で人工歯を植立し、入れ歯を安定させる事も可能
→続いてQ&Aのページをご覧下さい。
| (2003年9月1日) |
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治療前の予防と治療後の予防その二
みなさんこんにちは、院長の丹田です。今年は梅雨らしい天気というか、雨がよく降ってむしむしした鬱陶しい日が多いですが、皆さん体調など壊されていないでしょうか?今年の夏は暑くなりそうですが、夏バテなどしないように、しっかりと体調を整えておきたいものです。
前回このコーナーで、歯科疾患の予防についてお話ししましたが、歯科疾患も事前の備え(予防)が大切。前回のお話しで、「予防とは治療前の健康な歯の状態をキープすること」と思いこんでいる人が多い、という内容があり、表現的に誤解を受けてしまうおそれがあったので、ここで正しく言いますと「予防とは治療前の健康な歯の状態をキープすることばかりではない」という事を言いたかったわけです。それで治療後の予防について詳しくお話ししたわけですが、では治療前の予防の重要性は?ということになりますので、今回はそのことについてお話ししたいと思います。
歯医者は治療に行くところという「誤解」
皆さんは歯医者に行くという場合、多くの方が「虫歯や歯周病の治療に行く」という動機を連想されるのではないでしょうか、実際日本の場合は歯医者を訪れる理由の8割ぐらいはこの「治療目的」だと思います。そして少数かもしれませんが「治療後の予防」目的で定期的に受診されている方もいるというところでしょうか。日本の場合と書いたのは、フィンランドなど国民の虫歯発症率が低いことで有名な国では「発症の予防」を目的として歯科に行くという事が基本的な考えにあるからだと言われているからです。このように、国際的に視野を広げてみてみると、そこには歯科医院や歯科疾患、その予防に対する意識の違いがはっきりと現れています。
近年、生活スタイルの欧米化が進み、日本人のライフスタイルも大きく変わってきていますがこういった内面的な価値観や意識というのはなかなか浸透しにくいものです。
しかし、私としては皆さんに予防に対する意識を高めてもらえるように努めるのも、歯科の大切な役割だと考えています。歯医者は歯の具合が悪くなってから行くところと決めつけることなく、専門的な診断を受けることで歯科疾患の進行を大幅に予防できます。特に進行に自覚症状がない歯周病の発見や、自己流ブラッシングの改善、プラークコントロールなど歯科の診察でチェックできます。歯も大切な身体の一部、歯科で定期的な検診を行えますので、総合的な予防を心がけてください。
| (2003年7月10日) |
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PMTCは最新のむし歯予防法です。
皆さんこんにちは、院長の丹田です。先月のレポートでは定期検診について、統計データなどを取り上げてみましたが、ホームページをご覧いただいた方から、「具体的にどのような事ができるのか?」というお問い合わせをいただきました。そこで今回は最新の予防法「PMTC」についてお話ししましょう。
PMTCとは?
1971年にアクセルソン博士により提唱された、むし歯や歯周病から歯を守る、最も優れた予防法です。毎日の歯みがきはとても大切です。しかし、自分では意外にみがき残しに気が付かないものです。このみがき残しがむし歯や歯周病の原因となるのです。
そこで、特別なトレーニングを受けた歯科衛生士が定期的に専用機械と器具を使い、重点的に清掃、研磨を行うのです。
そのことにより、6年間でむし歯の発生率は70分の1に抑えることが出来る様になりました。
PMTCはこのような方にオススメします
- むし歯になりたくない方
むし歯原因菌をなくし、バイオフィルムを破壊し、歯垢の再付着を防ぎます。また、フッ素入りジェルを使うことで、再石灰化を促進し、歯を強化します。
- 歯周病(歯槽膿漏)になりたくない方
歯周病は治療が終了しても、再発しやすい病気です。定期的にバイオフィルムを破壊し、歯垢を完全に取り除くことが大切です。
- いつまでも白い歯でいたい方
歯垢や着色を取り除きます。そして、いつまでもさわやかなあなたを演出してくれます。
- インプラント治療をした方
インプラント治療をした方には最高のお手入れです。
- 歯みがきが困難な矯正装置やブリッジを入れている方
ご自分でみがけていない所まで、しっかりと歯垢を取り除きます。
PMTCは治療ではありません。最新の予防法ですので、痛みもほとんどなく、とても気持ちのいい処置です。
PMTCの料金システム
料金:1回 3,000円
お口の状態がよい方の場合3,4ヶ月に一度がおすすめです お口の状態がよくない方の場合1ヶ月に一度がおすすめです。
| (2003年2月28日) |
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先月の掲載でお問い合わせが多くありましたので
今回はQ&A形式でお届けします。
こんにちは、院長の丹田です。今年の秋はなんだか暖かいなと思っていたら、10月の終わりになって急に寒くなりましたね、皆さん風邪など引かれてないでしょうか?
さて、先月の話題は「治療に対するプライオリティー」 でしたが、その詳しい話しはバックナンバーをご覧いただくとして、その中で取り上げた自費治療や審美治療の部分でいくつかのお問い合わせをいただきました、お問い合わせをいただいた方には直接メールやお電話でお答えしましたが、他にも同じように感じた方がいるかもしれないと思い、今回はその内容をQ&A形式で皆さんにもお話ししようと思います。
Q.虫歯が多くて治療をしたいのですが、セラミックなどにすると治療費が高額になるのではないかと思い、なかなか踏み切ることができないのです・・・。
A.治療の進め方を検討し総合的に負担の少ない治療を行うことができます。
審美的な要望をお持ちの方ですが、そうするとどうしても問題になってくるのが費用面の問題です。現在の歯の状態があまりよくなければ何本もいっぺんに治療しなければならないのではないかと思い、そうなると費用の問題でどうしても踏み切ることができないと考えてしまいがちです。
しかし自分の歯の状態を知らないうちから治療費のことばかり考えていてもはじまりません。まずきちんと歯の状態を診断し、早急に治療が必要な箇所はないかを見極め、それからスケジュールをたてれば歯に対する負担も少なくてすみます。例えば虫歯が5本あっても一度に全ての歯を自費で治療するという考え方ではなく、度合いによっては保険治療でも十分に進行をくい止めることができるわけですから、まずはそうした治療を施し、予算が出来たら次の段階として審美性を重視した治療に進めるといった具合にすれば歯の健康面も費用の面でも総合的に負担の少ない治療が行えると思います。
Q.出来るだけ白くて自然な物を使って治療したいです。自費治療でローンなどは使えるのでしょうか
A.デンタルローンが使えますが、無理なく治療を進めるためにも適切な治療計画をたてましょう。
審美を追求した自費治療を検討されている方にも様々なケースがあり、治療費の負担を均等化したいと考える方も多いので、ある程度高額な治療費が必要な場合にはデンタルローンという分割払いもご利用いただけます。ローンを利用するにしても、予算を準備されている場合でも、いずれにしても適切な治療計画をたて、最善の方向性で無理なく治療を進めることが大切です。まずは自分の歯の状態を知る事からはじめましょう。
前回取り上げたお話しは皆さんも気になるところがあったようで、自費治療の負担について上のような質問や問い合わせをいくつかいただきました。歯の健康管理や審美的な要望が高まり、積極的に治療を考えている方が多いようです。悪化する前に予防する事も忘れずに、意識的に歯の健康管理をしましょう。
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治療に対するプライオリティー。
こんにちは、院長の丹田です。9月もあっという間に終わり、次第に空も秋色に染まりはじめました。季節の変わり目というのは体調を崩しやすく、歯の具合も不意に悪くなったりするものです。みなさんも十分お気をつけください。
先日、ある患者さんがずいぶん久しぶりに当院を訪れました。その患者さんは大阪市内で飲食関係の会社を経営されている社長さんで、いつも多忙なためなかなか治療に当てる時間が作れないのだ、とお聞きしていました。最後に治療に来られたのが6年ほど前で、その時も「痛いとこだけ治してもらえれば・・」と虫歯治療を行いました、しかしその患者さんは高齢の方でしたし、他に進行している疾患を抱えてましたので、「痛いのが治ればとりあえず安心かもしれないが、他の歯も症状が進行しないうちに総合的に治療を進めることを考えられては?」とアドバイスしましたが、やはり「ちょっと忙しくて無理だ」と治療を中断する形になっていました。
久しぶりに来られたその患者さん、チェアーに着くなり開口一番「先生、悪いとこ全部治してほしんですわ」との申し出、以前とは全く違う姿勢で治療にあたろうという意識の高さがその口調から伺えました。何かあったのかとこちらが訪ねるまでもなくこんな話しを続けられました。
長年仕事付き合いをしてきた古い友人がいて、身体は丈夫な方だった。歯も例外ではなくて何年か前まではスルメでもせんべいでもお構いなしにたいらげ、50才後半までは前歯は全て健全歯だった。ところがふとしたことで一本虫歯になっているのに気付いた、しかしたいしたことはないとそのまま放置していたら次第に悪化し、
とうとう抜歯という結果になってしまった。ところがそれだけにとどまらず、歯ぐきがやせ衰え、結果的には上の前歯4本が駄目になってしまい、今では食べ物の味さえよくわからないし、以前のように硬い物は一切食べられなくなってしまったのだ。それが起因してると思うが今では胃腸も患っている。その友人が「自分も過信せんと、身体は大事にしいや」と忠告してくれたのだ。
なるほど友人の方の反省も含めて、自分自身も身体を大事にしようと思い、総合的に治療にあたろうと思われた訳です。この患者さんの場合、軽度な歯周病と進行中の虫歯が何本かあり、痛むたびにその箇所だけを治療しては保留するという形で現在まで経過していました。ところが今回は非常に真剣に治療に取り組む覚悟があると、いうことで「とにかく見栄えも綺麗な状態を維持したい、根気よく治療して自然な歯の状態を維持しようと考えている。期間も余裕を持って考えてるし、費用もそのために貯めてきた。他の歯医者も紹介されたが、自分のことを気に掛けて、適切なアドバイスをしてくれていた先生にお任せしたい」ということで、私が以前治療の進め方や健康管理面などでアドバイスをしていたのを気にとめていただいていたようです。そしてよくよく話を伺うと、3年前からそう考え無理なく治療をはじめられる時期を待っていたのだということでした。
歯科診療・治療に市場競争があっていいのか?
もちろんこの患者さんの仕事の事情などはよく把握していますので、出来るだけ負担のかからないようにスケジュールを立て、治療にあたることになりました。
今回の患者さんの場合、身近なところで健康面に支障をきたしてしまった方がおられて、自身の健康管理に積極的な考え方をもたれたわけです。
最近歯科医も自費治療に関しては料金に格差があり、ある意味競争的な治療提供を余儀なくされているケースもありますが、それに関しては私個人、疑問に思います。本来歯科医は患者さんの最善を尽くした治療にあたり、健康維持に貢献するべきだと思います、その上であらゆる要望に対応し応えていくべきだと思うのです。
現在の日本経済は未曾有の不況下にあり、デフレスパイラルという状態が進んでいます、過去に例のない物価の下落で何もかもが「安くなければならない」という、誤解とも取れる価値基準が蔓延しているように感じます。歯科診療も確かに自費治療面においてはその料金は決して安くはありません。しかし市場競争を前提とした商品やサービスとは目的も提供技術も全く異なる「治療」であるという認識を医師の側も患者さんも忘れてはならないのです。審美治療のケースでは患者さん側も料金、値段ばかりを気に掛けるのではなく、自身の健康管理のために、また精神的なコンプレックス解消などの問題も含めて十分に信頼できる歯科医に相談し最善を尽くした治療を受けていただきたいと思います。
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何を優先するのか、自覚なしで歯の健康は守れない
こんにちは、院長の丹田です。夏も終わり、このコーナーも今月でちょうど一年目の連載となりました。
今までの連載でその時思っていたことや歯科診療に関する考察をテーマ別に取り上げてきましたが、この一年間で皆様より数多くの反響をいただいており、特に歯の健康状態を維持する事には総じて関心の高いことがわかりました。しかし中には何を優先的に考えているのかはっきりせず、治療の方向性を決めかねている、または迷われているという方もおられます。特に審美的な治療について、患者さんだけでは判断できないという場合が多く、沢山の意見をいただきました。そこで今回は「歯を白くしたい」という要望があった時の実例などを検証しながら、お話を進めたいと思います。
歯を白くするという目的は同じでも治療法によって何を優先するかが異なる
ここから先は実例に基づいての内容ですので、プライバシーに関わるような部分は割愛させていただくとして、なるべく詳細にお話しします。
Aさんの場合
比較的軽度の虫歯治療で当院を訪れた女性の方で、治療も数回の通院で終わる予定だったAさんは、治療が進むにつれて「最近歯の着色が気になりはじめたので、何かよい治療法はないでしょうか?」と当院の女性スタッフに相談を持ちかけました。Aさんの歯の症状や、元々の歯並びの良さなどから検討するとホワイトニングが適しているのではないかということで、次のポイントを押さえながら説明しました。ホワイトニングの他にも歯の表面を薄く削り、人工的に加工したセラミックを貼り付けるラミネートベニアという治療法もありますが、今回は自身の健康な歯を削る事には抵抗があるとの事で、ホワイトニングを選択されました。
- 健康な状態の前歯を中心に薬剤を使用して歯を白くする治療法であること。
- その治療法はFAPホワイトニングという方法で、虫歯予防にも効果的であること。
FAPホワイトニングについては別ページ詳細をご参照ください。
- 自身の歯を白くするが、着色するわけではないのでその結果には個人差があること。
- ある程度の期間白さは持続するが、自然歯なので着色の後戻りがあること。
- 白さを持続するには定期的にホワイトニングを行う必要性があること。
以上のようなポイントをふまえて説明したところ、自分の健康な歯を出来る限り白くできれば十分であるということで、FAPホワイトニングを行いました。ホワイトニングは数回に分けて治療を行いますので徐々に歯の色が白くなります。このためその白さの状態が自分ではわかりにくいという方もおられますが、客観的に(他の人などに見比べてもらうと)見ると治療前との差がよくわかるものです。
Aさんは自分の健康な状態の歯が更に綺麗になり、満足されました。この時Aさんは「今の歯はせっかく健康な状態にあるのだからそれは維持したい。だから求める白さは人工的に着色したような極端な結果でなくてもいい」ということで、ご自身が何を優先するかがはっきりとしていました、だからこそ満足のいく結果が得られたと言ってもいいでしょう。
この例のように何を優先するのかを自覚していれば、そこで的確な判断ができるわけです、どのような事に対しても自分なりの結果を示すとき、それを自覚しておく必用があると思います。様々な治療を行うとき、当院ではカウンセリング患者さんの要望を的確に判断できるよう心がけておりますので、満足のいく結果が得られるよう、患者さんご自身もご協力ください。
| (2002年8月31日) |
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医師の立場から考える
患者さんにとって適切な治療の進め方
先月は他の医院で治療された後、その治療に違和感を憶えて当院を訪ねて来られた患者さんのお話をしましたが、ページ更新後に数人の方から「私も同じような思いを
したことがあるのだが、うまく対応できなかった」という内容の問い合わせをいただきました。
患者さんにとって適切な治療とは何かということを考えてみると、患者さんの側が医師に求めていることと、医師が患者さんの状態を考慮し検討した治療方針や治療内容が、必ずしも一致するものではないという事実があり、それがギャップとなって患者さんが医師に対して不信感を抱くような結果に結びついているのではないかと思うのです。
そこで今回は、医師の立場から考える、患者さんにとって適切な治療の進め方とはどういう事なのかを検証してみたいと思います。
よりよい治療を行うためには相互理解が不可欠
例えば患者さんから「仕事をしているので出来るだけ早く治療して欲しい」というのはよくある要望です、それでは医師は患者さんのその要望だけを聞き入れ、短期間での治療に当たるべきなのかというと、そうではないのです。それはなぜか?
まず患者さんは自分の歯の状態(歯周病などを含める口腔内の状態)を専門的にどの程度の症状なのかということを判断できません。そこで専門家である医師は患者さんの口腔内の状態を診断し、適切に把握しなければならないと同時に、どのような処置をすれば最善の治療を行い、状態を回復することが出来るかを的確に説明する必要があります。
当院ではどのような治療においても、まずカウンセリングで相互理解を深め、予防的治療を基本に患者さんの要望を把握し、治療に当たることを心がけていますが、ここで大切なのは「カウンセリングとは双方向のコミュニケーションである」ということです。
患者さんは・・・
・痛くなく
・きれいに
・早く
・治療後の違和感のないように
と、治療にあたる医院・医師に対して、出来るだけ自身の身体や生活などに影響が少なくてすむように要望を示します。例えば虫歯一本でも状態が悪化していれば、その痛みや違和感からくるストレスを軽減したいと考えますし、出来るだけ痛みを伴わず治療し、治療も短期間で済ませたいと考えます。そして治療後は出来るだけ元の健康な歯の状態に近づけ、最低限のメンテナンスで状態を保持したいと考えるものです。
かたや医師の側からは・・・
・それ以上の進行を防止するため最善の処置方法を勧め
・適切な治療を行う
・そのためにはリスクも生じることを理解してもらい協力を要請する
といった、治療を行う者の立場からのエクスキューズが必ず発生します。
つまり患者さんは自分の身体の健康的欲求を出来るだけ負担なく実現しようと考え
、医師は専門的な見地から一番リスクの少ない方向から治療方針や治療の進め方を提案しようとし、それを伝えようとするわけです。
この時点で患者さんと医師のコミュニケーションがうまく作用していれば、お互いの主張と歩み寄りとのバランスが取れ、治療はよい方向に向かうはずなのですが、どちらかの一方的な主張が強調されてしまうと、双方満足のいく結果が得られなくなってしまうのだと思います。
医師と患者、双方が理解しておくべきポイント
それでは実際に医師と患者さんとの間で適切な治療の進め方を探り、検討していく上でお互いに理解しておくべきポイントとは何かを提示してみたいと思います。医師側の基本的な見解を理解していただければ、カウンセリングの際にも満足のいく結果が得られ、安心して治療を受けることができると思います。
- 治療を必要とする以上、リスクもある程度想定し自分で判断する。
- 治療の進め方、治療法などに納得したかどうか。責任を負うことも大事です。
- 痛くなく、きれいに、早くという基本的な要望がありますが、口腔内の状態や症状、進行の度合いによって必要になってくる処置が違うことを理解する。
- 生体の反応を見て判断しなければ的確な治療は行うことは困難。経過観察のためにも短期間で治療が終わらない事もある。
- 術前には予測不可能なこともあり、治療が当初の計画通りに進むとは限らないことも認識しておく。
- 医師側からの説明を聞くだけでなく、消化することも大切。治療の専門的なメカニズムなどはわからなくてもメリット、デメリットは理解できるはずです。
いかがでしょうか、患者さんの立場からは見えなかった要素も意外と多いことに気付いたと思います。
このようにまず、医師・患者さんが相互理解を深め、お互いの立場と考えを知ることから最善の治療が始まるのだと思います。わからない事や不安な点などはどの段階においても解消し、治療を進めることで、満足のいく結果を得ることができるでしょう。
| (2002年6月27日 |
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患者さんにとって適切な治療とは何か?
今年の春は桜も早咲きで、あっという間に桜前線が北上しましたね。花見の予定を立てる間もなく、気付いてみたら桜はすでに散っていたとか、慌てて準備をして何とか毎年恒例の花見はしたという方も多いのではないでしょうか。
この季節、新社会人・新入学生の姿がやたらと目立つのも花見ととも恒例で、当医院の患者さんの中にもそんな人を見かけることがちらほらとあります。
先日当院に治療に来られた患者さんもそんな一人で、どうやら最近この近辺に引っ越して来られたご様子、受付でもちょっと緊張気味に「ホームページでこの医院を知ったのですが、自分の歯の状態をまず説明し、相談した上で治療を進めていきたい」との申し出。
当院が重視しているインフォームドコンセントについて、すでにホームページを参照されているようでした。では早速要望をお聞きしましょうということで、治療をはじめる前に患者さんにカウンセリング行うことに。しかし、お話を伺っているとその患者さんは私が思っていた以上に重大な問題を抱えていたのです。
過去の苦い経験 〜信頼し治療を受けたが〜
その患者さん地元は大阪ではないとのことでしたが、何年か大阪に住み、生活にも慣れてきたころ、忙しくなる前に出来ることは今のうちにやっておこうという、大変賢明な考えで、症状が進行していた虫歯の治療をはじめたそうです。治療をはじめるにあたって、友人や知人などに、いい歯医者はないかと相談を持ちかけ、とある人の紹介で大阪市内の歯科医院で治療を進めたそうですが、そこで問題が起きたというのです。
要望を伝える・受け止める事の重要性
当初虫歯の治療を保険の範囲で考えていたそうなのですが、医師の意見では「虫歯の進行がひどく、冠を被せることになるが、保険の範囲では見た目も悪く、長持ちさせる事や審美的な面からも自費治療の白い冠にしたほうがいい」と進められ、悩んだそうです。その結果、知人の紹介という事や、医院の規模などからも信頼できるのではと思い、治療を決断すると、その日から治療が始まり、比較的短期間で治療を終えられたそうです。この時点までは治療してよかったと満足されたそうですが、その後が問題でした。
帰宅途中、治療したばかりのその歯に違和感を憶え、鏡で見てみると冠と歯ぐきの間に隙間があることに気付き、これはおかしいのではと感じ、すぐさま問い合わせてみると「まだなじんでいないのでは?」という返事が、それでもおかしいと思い医院をたずねて診てもらうと「歯ぐきのぎりぎりまで冠で覆うとそのわずかな隙間から虫歯が再発するおそれがある」という、どうにも納得のいかない答えが返ってきたというのです。
不安になった患者さんは近くの医院を訪ねて相談したらしいのですが、「自分で治療したわけではないのではっきりした事はわからない」「覆っている材質がセラミックなら大丈夫なのでは?」とここでも心もとない返答しかなく、とうとう歯科医に対する不信感ばかりが強まっていったそうなのです。
私の方からは具体的にどこの医院で治療したのかは聞きませんでしたが、治療したのがどこの医院であれ、治療を開始するにあたって、患者さんの口腔内の状態を適切に把握し、それを患者さんにわかるように説明した上で治療にあたらなかった医師の側にも重大な問題があると思うのです。
患者さんは虫歯しか意識していなくても、医師の立場からは虫歯の進行した要因を追求し、関連疾患(歯周病など)の影響はないかなど、あらゆる角度から治療の方向性を検討しなければ、患者さんにとって適切な治療は行えないと思います。
私は患者さんが抱えられていた問題の一つ一つを解きほぐし、まず歯科医療に対する不信感を和らげ、解消しなければよい結果は得られないと思い、カウンセリングを丁寧に行い、治療法や治療の方向性などについて説明して当日は口腔内の検査にとどめました。
次回患者さんが来院されたとき、治療に踏み切るかどうかの最終判断は患者さんに委ねることになりますが、治療を進められる時は医師として最善を尽くし、患者さんにとってより適切な治療を行いたいと思っています。
| (2002年5月19日) |
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よりよい診療を行うために
みなさんこんにちは院長の丹田です。2002年の幕開けとともにこのページのリニューアル計画をたてて、早くも一ヶ月が経過してしまいました。今月になってようやくリニューアルの構想がまとまってきて、治療内容のコーナーを拡張するための準備に入り、掲載内容をまとめているところです、近々最新情報とともにお届けする予定ですので、もうしばらくお待ちください。
治療内容のコーナーを拡張することも含めて、皆様方にお伝えしたいのは、日頃からの予防意識の重要性や早期治療による治療の重要性です。新しく追加予定のページでもこの切り口からインプラント治療や審美治療などについてご案内する予定です。
治療の進め方、診療予約について解説したページを追加します
日頃診療を行っている中で、皆さま方からよくご質問やご相談を受ける、治療の進め方や診療の予約などについて、次回更新時にご案内を追加したいと考えております。これから診療を受けようと思っている方、現在治療中の皆さまにもご理解いただき、よりよい治療を行っていきたいと考えております。
| (2002年2月28日) |
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